第270話 高齢者ドライバーによる

 高齢者ドライバーによる大事故だった。


 赤信号を無視し暴走車が突っ込み、交差点を渡っていた母親ら五人を次々、ねたのだ。


 加害者の高齢者ドライバーは、未だにブレーキを踏んだのに止まらなかったと言い訳している。

 高齢者のため法的措置も出来ず、刑に問う事もままならない。


 もし歴史を変える事が出来るならあの暴走車から母親を助け出したい。



「剛ォ~ーーー❗❗ 痛いよォ~❗❗❗」

 無理やり僕が手を引っ張るので、ラブリが悲鳴をあげた。


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