書籍三巻発売記念SS

発売しましたー。よろしくお願いします!

まずは恒例、子イリヤ劇場。


クローセル:良いかの、イリヤ。今日は閣下が魔法を教えてくださる

子イリヤ :はいです! なんのまほーかな~

クローセル:閣下にしっかりご挨拶をするのだぞい

子イリヤ :だいじょぶです。イリヤ、ちゃんとできるよ

クローセル:不安だわい……


ベリアル :小娘、始めるぞ

子イリヤ :かーっか、あーそーぼ~!

クローセル:あそ、あそ……!?

ベリアル :……これがクローセルに教わった挨拶であるかな!??

クローセル:あああああ……、申し訳ございませぬ……っ!!!


子イリヤ :まっほっお、まっほっお~♪

ベリアル :黙っておれ、阿呆が!

子イリヤ :あほうじゃないです、魔法ですよ。まっほっウー!



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アデルベルト…ルフォントス皇国の第一皇子。気が弱くて優しい。

ヘイルト…アデルベルトの腹心。毒舌で、殿下をイジメる。



ヘイルト :三巻発売かあ。いいなあエクヴァル殿、表紙にいるよ!

アデルベルト:私達は出ないのに、ここにいていいの?

ヘイルト :殿下がテキトーな用事を作って、私をチェンカスラーへ派遣してください。ドジ封じの薬を買いに行くとか


アデルベルト:そんな薬、ないよ!

ヘイルト :もういっそ、殿下が主人公を乗っ取るんです!

アデルベルト:ええ……、どういう風に……?

へイルト :例えばこういう、流行りそうなタイトルはどうです? 『追放されたけど、帰って来いと言われてももう遅い! 有能な家臣団はみんな俺について来た。新しい地で建国無双!!』


アデルベルト:なんで私が追放されるの……!?

ヘイルト :このくらいインパクトがないと、人気になれないんですよ。イケそうですね、ボンクラ殿下の配下チート!

アデルベルト:配下チートって、ヘイルトが有能ってことだよね!?


エクヴァル:ヘイルト君、チートが求められるのは主人公だよ。やはり抜きん出たものがないと

ヘイルト :エクヴァル殿……、確かに! 私が主人公になるしかないのか……

アデルベルト:ヘイルトは自己評価がとんでもなく高いね!



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サブナック&フォルネウス…仲の悪い地獄の侯爵コンビ。キメジェスのことは頼りにしているので、くだらない勝負をするたびに審判をしてくれと駆け付ける。

二人は本編180話に登場。

サブナックはこぼれ話の「ハンネスとキメジェスの場合」に、

フォルネウスは「地獄の侯爵」の87話から数話、それぞれ登場する。



キメジェス:私達のイラストがついたな

ハンネス :二巻でも先行して、少し登場させて頂きました

キメジェス:今回も出番が増えた……、俺は増えなくてもいいのに

ハンネス :キメジェス殿は失言しますからね……


サブナック:キメジェース、ズルいぞ! 一人で書籍に出演して!

フォルネウス:そうだよキメジェス君、私も呼んでくれないと!

キメジェス:お前ら、こういう時だけは気が合うな


サブナック:いいことを思いついたぞ……、町を襲うんだ

キメジェス:それがいいことか!?

フォルネウス:気が早いよキメジェス君、最後まで聞いてくれたまえ。守備側は平和の為に、戦うのさ! 我ら地獄の侯爵が三人で、敵味方に分かれる。熱い戦いが繰り広げられ、フォーカスされるだろう!


キメジェス:……ベリアル様が飛んで来て終わりじゃないか

サブナック:……また土下座は勘弁してくれ……

フォルネウス:考えていなかった……! キメジェス君を困らせるのも、たまにはいいと思って……

サブナック:なあ


キメジェス:帰れお前ら!!! 俺を困らせて何になるんだ!

サブナック&フォルネウス:楽しい



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ニナ…リニのお友達小悪魔。257話に登場。

それ以前にもサバトの招待状を渡しに来ていた。

エリゴール…ベリアル配下の公爵。自称リニのお兄ちゃん。

本編だと140話が初出だったかな?


ニナ :スゴイじゃんリニ、表紙に載ってる!

リニ :う、うん。緊張しちゃった……

ニナ :可愛い、可愛い! もう主役だよ!!

リニ :主役はイリヤだよ


ニナ :そっか……小悪魔はあざと可愛くないと!

リニ :あ、あざと?

ニナ :リニには、あざとさが足りない!

リニ :無理だと思う……

ニナ :ま、いっか。お祝い買ってくる~

リニ :いいよ、ニナってば……。行っちゃった


エリゴール:リニ――――! お兄ちゃんだぞー!

リニ :エリゴール様だ……っ

エリゴール:表紙おめでとう! お兄ちゃん、リニが表紙の本を百冊買っちゃうぞ!

リニ :あ、あの……。地獄には、届けられない、です……


エリゴール:なんだと!? 俺の妹の晴れ舞台が……うぎゃっ

ベリアル:いい加減にせんか!

エリゴール:閣下~、背中から燃やすのは反則ですよ!

ベリアル:品位のない真似をするでない


エリゴール:閣下には妹の尊さがお解りにならない……

ベリアル:何か言ったかね?

エリゴール:リニも表紙にいる三巻をヨロシクなっ! って、言いましたよ



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以上です。

宜しくお願いします……っ

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