第38話:2007年カリブクルーズ3

 6日目は今回の旅の最終寄港地のタークス&ケイコス諸島のグランド・ターク島

で過ごしました。プライベートなのかもしれない。ビーチの真横に接岸したのは

11時、3時間ちょっとのカヤックツアーに参加して、ビーチで少しのんびりして

、最後のカリブ海を楽しんだ。日が沈み始めた17時半にマイアミに向けて出港。

 7日目は1日中船の上。荷物をまとめ、ゆっくりしていた。バフェへ行き、

腹ごしらえをして、過ごした。思ったよりも船が揺れたので、船酔いに

なりそうだったので、その前に酔い止めの薬を飲んだ。8日目、6時前に起きて

みると遠くにアメリカ本土の空が白々明けてくるのが見えた。下船が8時前から

順次始まり、飛行機の時間によっては優先的に下船ができると言う話。


 大きな荷物は前日の23時までに客室の廊下へと出しておくとターミナルで

受け取ることができた。2007年12月21日、マイアミ空港ホテルで宿泊して

、翌日、マイアミ空港から成田に向けて飛び、12月24日に日本に戻った。


 冬は、毎年1回、車で、早朝に出発して、南房総で、お花畑を見て、黄色の

菜の花を写真に撮り、地元の旨い魚を食べさせてくれる海辺のレストランに

入って、食べた。房総は、埼玉に比べ間違いなく暖かく快適だった。やがて

2007年が終わり、2008年を迎えた。2008年1月10日、埼玉県庁

から電話があり、1月12日、午前10時から、子供の貧困対策会議が

第3会議室で開かれるので、出席するようにと電話が入ったと、事務の衣川幸恵

さんから連絡が入った。当日は、徳川泰平と志保さんの2人で出席した。

 会場には50人ほどが、集まっていた。最初に、県の福祉課の斉藤課長が、

最近、子供の貧困問題が日本でも大きな話題となり、埼玉県でも、さいたま市

周辺に市営団地、県営団地があり、その他、シングルマザーが多く住む、

地域で特に、食事に困る家庭の問題が出て来たが、以前から、いくつかの

民間の慈善事業団体、埼玉県、さいたま市の公営の施設でNPOが食事会を

開いたり、新婚家庭への支援の手を差し伸べているが、それぞれ、小さな団体

から、自治体、NPOなどを一括して、効率の良い支援活動をしくために、

第1回として、皆様に集まっていただきたと思い、開催したと宣言した。


 その後、分科会に出席して、支援団体の紹介と、挨拶が始まり、「肇の一歩」

の代表として、徳川泰平が、挨拶して、今迄の支援内容を紹介し、終わると、

質疑応答となった。すると、NPOの人から、何故NPOの届け出をしないのか

と言われて、前会長の須賀川肇さんから、その点は聞いて言いないと答え、

投資の純利益を10%を拠出して、近くの集会場でのこども食堂や、支援する

団体の支援金として拠出していると言った。多分、前会長が高齢でNPOについて

の知識がないためでしょうと言い、私も、自分の投資や、自分の生活でいっぱい

なので、NPOやこども食堂の食料資金援助で良いと考えてますと言った。


 確かに、支援してもらうNPOとしては、紐付きでもないし、自由に使える

資金なので本当にありがたいと思っていますと言われ、これからも宜しくと

言われた。その後、他のNPOの行動や、上部機関、さいたま市、埼玉県の

福祉課の考えも聞けて参考になった。


 2008年3月、ホンダジェットの販売をカナダ、メキシコに拡大、5月

、ついに欧州での販売も開始した。2008年から、福祉事業「肇の一歩」

の寄付金を年間稼ぐために、日本株投資を2008年から再開した。

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