りくろーおじさんのチーズケーキ/りくろーおじさんの店 大阪

なにかと大阪に寄る機会が多い。


もちろんお仕事の関係もあるのだが、大阪は都会だけあって、イベントごとも多い。文学フリマなんかもそうである。

なんだかんだ、海外出張にいくのも関西空港発着が多いので、大阪は経由地にもなっている。

しかし、それだけではない。



よく意外だと言われるのだが、わたしは生まれも育ちも実は大阪である。成人するちょっと前までは大阪に住んでいたのだ。

いわば、大阪の街はわたしの庭なのだ。

わたしはやはり音楽やサブカルが好きなので、出張の度にディスクユニオンやらまんだらけは大抵訪問しては、レアものの音源を探し回っている。



ただ実際、大阪出身とはいっても、奈良や和歌山の県境に近いところなので、言語としてもコテコテの関西弁を会得してきたわけではなく、ほぼ標準語を採択している。実際、わたしが「なんでやねん」っていうと、なんか違うといわれてしまう。

ただ、なんとなく、〇〇してという京都弁(?)は語感が好きで使っていて、結構板に付いていると我ながらおもっている。

わたしがネイティブ関西人であるというヒントが少ないためか、「新潟出身ですか?」って言われたこともあり、そのエピソードを話すとみんな妙に納得されてしまう。

うーん。

大阪人らしさとはなんだったのか。







それにしても、大阪のおみやげって、難しい。

関西人であるわたしは「安くて、美味いもの」が正義であると心得ているのだが、両方兼ね備えているものは少ないようにおもう。

わたしの職場の上司もよく大阪出張の際、おみやげを買ってくるのだが、岩おこしやおたべなんかをチョイスする。たしかにおいしいし無難であるのだが、イマイチ印象に残らない。



ということで、わたしおススメの大阪みやげ其の一がコレ、「りくろーおじさんのチーズケーキ」である。

実際、わたしが知ったのもここ2、3年なのだが、コレは喜ばれること間違いない。


大阪駅、新大阪駅はもちろん、天王寺駅や兵庫神戸三ノ宮などの主要な駅で出店している。

場所とタイミングによっては、ベルの音とともにその場で焼きたてが出てきて、ぷるぷるのチーズケーキの上におじさんマークの焼印を押してくれる。大抵夕方に購入するので、翌朝には生地がしぼんでしまうのだが、美味しさは変わらない。

ホールのチーズケーキなのだが、しつこくなくかつしっかりとチーズの味が付いていて、ケーキの底面にはレーズンが散りばめられている。レーズンもおいしいのだが、レーズン苦手な人は底面を除けば楽しめる。


6号(18cm)ほどのホールケーキにもかかわらず、お値段なんと税込725円という価格で買えてしまう、まさに安くて美味いを体現したようなおみやげである。


焼き上がり直前になると、自然と行列ができるので、本当にタイミングが合えば購入できる一品なのだが、ぜひあの味を一度体験してもらいたいとおもう。





もし、りくろーおじさんのチーズケーキが買えなかった場合も、おススメ商品があるので、また次回以降で紹介したいとおもいますので、少々お待ちを。

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