何も考えず、ひっそりと暮らしていたモモだが

これからは色んなアンテナをたてて生きてゆくことにした。

私は一流のイラストレータになるんだ。

モモは強く思っていた。

原宿のギャラリーからメールの返事が来ていた。

ー当ギャラリーに興味を持っていただきありがとうございます。

　あなたの作品を見ました。

　今の当ギャラリーと合っていません。

　からといって、あなたの作家性や人間性を否定はしていません。

　あなたの創作活動が実り多からん事を願います。－

モモは残念に思った。

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