第5話:気分転換の海外旅行
今年は、パスポートをとって、海外旅行へ行こうと考え、和美さんと2人で
4月にパスポートを作り、夏に出かけるには、南半球が良いと考えて8月に
オーストラリアのパース、シドニー、ケアンズの7日間のツアーに参加する事にした。
まず、最初に、オーストラリアの南西部、パースへ、日本からは、途中で
乗換があり、到着まで時間がかかった。この時期の西オーストラリアは、
街道をきれいな花で彩るワイルドフラワー街道が有名です。ちょっと早かったが
、多く種類のワイルドフラワーを見ることが出来て、その風景は誠に素敵だった。
海辺を歩いても、町がのどかで落ち着けるのには、信夫も和美さんも喜び、
散歩を楽しんだ。
その後、シドニーへ向かった。ここでは、何と言ってもオペラハウスが有名
、到着した翌日に出かけたが、外観も個性的で素敵だった。シドニー動物園で
珍しい動物を観察して、昼食をとりハーバーブリッジへ行き、シドニー湾を
一望して、素敵なレストランで食事をしていると、日本の男性が近づいてきて
、名刺を出して、挨拶してきた。
異国で、現地の日本人と食事をしながら話を聞いた。彼は、日本の中古車を
オーストラリアとニュージーランドに輸入する仲介をしているようだ。
そして、オセアニアは高金利通貨の国で定期預金の金利も高く、1万豪ドル
、または日本円で100万円以上で1年~5年定期預金をすると、日本の金利
の数倍の利息が付くといい、ナショナル・オーストラリア銀行の預金口座で
、運用するというもので、自分で作成した簡単なパンフレットをくれた。
年に5回前後、日本とオーストラリアを往復して、日本へ年に4~6回来て
、有料面接会を開いて、個別面談していると話していた。インターネット・
メールを使える人には、直接、無料で、豪ドル投資、オーストラリア移住、
土地、建物、マンション投資や紹介し、相談にのっていると話した。
昨年、東京、大阪、博多、名古屋、横浜、仙台、札幌での説明会の
パンフレットも見せてくれた。日本でまとまった金があり、年金だけでは、
足らない分を利息で補充するにはリスクも小さく最適だと言った。株投資は
、変動が激しく、リスクが大きい、そこで5年前からはじめたが、評判が
良いので、中高年の余裕のある日本の方に紹介していると説明した。
今迄、豪ドルで1年2%、3年4~6%、5年7~9%の利息が付くと
話してくれた。ただし、定期預金ですから、中途解約は出来ませんが、
是非検討して下さいと言った。
それから、シドニーは治安は良い方ですが夜間の繁華街は物騒ですから
、早めにホテルに引き上げることをおすすめしますと付け加えた。
もし、オーストラリアで、旅行中、何かあったら電話で連絡下さいと
言ってくれた。彼の名刺に吉田秀吉と書いてあったが、何か、豊臣秀吉を
連想して、おかしかった。悪い人には見えない、ちょっと可愛い叔父さん
だった。
翌日、ケアンズへ飛んだ。到着後、ケアンズの町を散策したが人が少なく
、緑が多い、ここも、ゆったりとして居心地が良かった。フードコートに
いくと、多くの人が昼食をとっていたが、ランチが日本円で千円以上もして
、日本と比較しても物価は高い。ビール、デザート、珈琲を加えると2千円
以上して、味、サービスから言っても、高いと言う印象だった。
夕方はスーパーで食料を買い込んでホテルに戻って、ゆっくりして、
床についた。翌日は熱帯雨林とキュランダを楽しむオプションの一日観光
ツアーに参加。この高原鉄道が本当にすばらしい。約2時間かけてケアンズ
周辺の熱帯雨林の森をゆっくりと進んでいきます。2時間後、キュランダの
村に到着。昼食はハンバーガーでいまいちだったが、ラムレーズン
アイスクリームは絶品だった。
なんでも。ケアンズではラム酒が有名なで、これに漬け込んだラムレーズン
が絶品だとガイドが教えてくれた。そして帰りはスカイレール。スカイレール
とは要するにロープウエイです。高原鉄道では熱帯雨林の中を通って
いきますが、スカイレールは熱帯雨林を上から眺めることができます。
森林を上空から眺める景色は、リラックスできて気持ちが良かった。
ホテルに戻り、少し疲れたので早めに床についた。
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