異世界ファンタジーよりも童話ジャンルかな、と思う。文章も良いけど、絵本が似合う作品だなと思う。表層的には子供でも理解できる。でも、奥深い気がする。とは言え、その深淵の底に沈んだものを私は理解できない。感じてはいるが、頭では消化不良となっている。納得はしている。寧ろ、軽い感動を覚えていると言って良い。何とも、不思議な作品だ。星の数は、短編にはMAX2つが信条、だからです。