とあるニートの一日を紹介します

 これは、ある1人のニートの物語。


 彼の朝は遅い。外が暗くなり始めた頃、彼は目覚める。目覚めると、昨日寝るまで読んでいた漫画の続きを読みながら、出てきた晩飯をたべる。食べ終えるとまた続きを読み始め、日が昇るまで動かず就寝。


 ほんの少し前までは、ロクに食事もせず、部屋なのか大きなゴミ箱なのかもわからないような一室で、ゴロゴロしていただけだった。しかし、最近では住込みのメイドが無償で働いてくれている為、食いたいときに飯が食えるようになった。


 それに、これでもかというほど部屋が綺麗にもなった。


 いやはや、なんとも極楽である。


 これがこの1週間の彼の生活である。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る