有象無象の空想：ケーキ屋の問題～声劇アレンジ～

登場人物・舞台

・所要時間：推定10分

・あらすじ

元々会社勤めで趣味がケーキ作りだった『とある女』は思い切って会社を辞め、夢だったケーキ屋を建てようと奮起した。

心当りのあるケーキ作りの経験がある人を懸命に説得し、努力のかいあって3人の男が集まる。

こうしてとある女の夢･･･今では『店長』が経営するケーキ屋「ルブラン」が開店した！

大盛況とは行かないが、それでも順調に成果を上げていたケーキ屋にある日クレームが来て･･･。

・舞台

とある街の片隅にある小さなケーキ屋。

店名は「ルブラン」創業3年と店は若いが働く店員は全員中年である。

客足は少なめ。

・登場人物

セリフ量はナレーション＞メインキャラ＞サブキャラ＞モブキャラ位のイメージ

ナレーション：言わずもがな。

ケーキ屋の料理人ら(メインキャラ)

店長(女)：凛とした目つきのリーダーでありまとめ役。年齢は40代前半。

普段から生真面目だが、ケーキ作りでは特に人一倍誇りを持っており妥協は許せない性格。

老いた男：店で生地作りが一番上手い。年齢は60代前半。

年齢が一番高く、そして落ち着いた雰囲気を出している。

表情も優し気で柔らかい。

垂れ眼の男：店でクリーム作りが一番上手い。年齢は30代後半。

常に疲れた様な表情をしているが、仕事は手際よくこなせるダウナー系。

夜遅くまで本を読み漁る癖がある。

太った男：店で飾り付けが一番上手い。年齢は40代後半。

やや不真面目な所があるが、気さくな性格をしたムードメーカー。

お客さんの顔を覚えるのも早い。

サブキャラ

クレーム客(女)：20代前半。一件は身なりの整った綺麗な人だが、図々しい態度の客。注文したケーキに不満がありご立腹な様子。

TVレポーター(女)：20代前半のハキハキした口調のレポーター。

元気で明るい性格の持ち主。

モブキャラ

おばさんA：30代後半の化粧が濃い太ったおばさん。

身に付けている装飾品の数々がギラギラしている。甘党。

おばさんB：同世代のAの友人。体格も服装も趣味も友人にそっくり。

類は友を呼ぶ。

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