第2話 プロローグ(後悔?)(2)

 そう、世の中に大旋風を巻き起こした【ヤンキー】と呼ばれた【あれ】に彼は大変に懲り。極めようと努力をして、人間を辞めますか? の通りで、己の人生を棒に振ってしまって、最後には人間(ひと)と言う物を辞めてしまったのだよ。お可哀想にね。


 だから彼は? 今でも、というか? 未だに後悔をしている最中であり。


『ああ~、するんじゃなかった。するんじゃなかったよ』と。


 彼は少々どころでない。心の奥底から大変に後悔をしている。


 また彼は、後悔をしている最中……。現世に恨み、辛みを持ちながらあの世……。




 冥府! 冥界! 黄泉の国! 黄泉比良坂へと誘われたのだ。


「でっ、へへへ~。俺は、死んじまった~!」と。


 お酒に酔い。酔いしれ。喜び! 歓喜! 鼻歌交じりで『ケッ、ケケケ~』と、苦笑を漏らしながら黄泉比良坂へと誘われたのだ。


 まあ、そんな、第二の人生に差し掛かった。どうしようもないおじさんの話し。物語を今からしていこうと思う。



 ◇◇◇◇◇

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