ミドルフェイズ:オーナーとの勝負

●イベント:オーナーとの勝負

GM:「どうですかお客様。一勝負いたしませんか? 私に勝てばあっという間に大金が手に入りますよ」

めぐみん:これはダメな奴ですね。

ダクネス:あぁ、しかしこのイベントに敗北すれば、おそらくあんな目やこんな目にあえるフラグだな。

カズマ:ん~、ダクネスが乗り気だからやっておくか……ってそんなわけあるか~っ!

アクア:分かりやすいイベントだけど、あえて全力で乗るわよ私は!(笑)

めぐみん:駄女神と駄目騎士……。

カズマ:まぁ、確かにこの選択肢選ばないと無限に同じ選択肢出てくるタイプの奴っぽいけどな。

アクア:そうそう。私ならここで勝負挑まなかったら眠らせて地下牢とかに送り込むとかしそう(笑)。

カズマ:ひでぇ……。

GM:なるほど、そう言う風にするのか。

めぐみん:じ、GMさん何かメモしてますよ! この人ぉぉぉっ!(叫)


 そんなこんなでカズマが勝負を受けることに決めた。


GM:勝負は簡単、ダイスを振って偶数か奇数かで勝負するだけ。

カズマ:おっ、本当に運試しか……これは責任重大!

アクア:フェイトは?

GM:あ、ここでは使えない想定です。

ダクネス:振りなおせればだいぶこちらに有利だからな。

めぐみん:どちらにかけますか?

カズマ:そーだな(ころころ)2か。じゃぁ偶数にかけよう。

アクア:ダイスで決めたわねカズマ(笑)。

カズマ:これが一番確実だろう。

GM:では私は奇数ですね。では行きますよ。


 GMが振ったダイスは……4だった。


めぐみん:やりましたよカズマさーん!

アクア:あはは、これで大金持ちよ私たち~。

ダクネス:意外とあっけなかったな。普通に勝負するなんて……。

カズマ:ん、なんか今のフラグっぽくないか?

GM:オーナーがひげを撫でると、カタンッとサイコロがもう一回だけ転がり5になります。

一同:ちょっ!? えぇぇぇぇっ!

カズマ:い、イカサマだー!

GM:何を人聞きの悪い。残念ですが皆様の負けですね。さぁ、負け分はあなたたちの体で支払っていただきま……。

ダクネス:体でっ(吐息)。

GM:……す。

カズマ:ちょっと待て今の!

GM:ではイカサマがあったか分かったかを判定しましょう。【精神】か【感知】判定で8。

カズマ:よし、【感知】判定で成功。

GM:カズマはオーナーの合図で後ろに控えていたバニーガールが何かしたという事だけわかります。

アクア:イカサマよ! イカサーマー!

GM:と皆さんが暴れだすとオーナーが指を鳴らし、奥から屈強な男たちが現れて皆さんをさらに地下のとある場所へと連れて行ってしまいます。

ダクネス:さらに! 地下っ!(喜)

カズマ:うわぁぁぁっ!


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