冒険者と武器屋の始まりと

ダンジョンができて一月が経ち一般市民のダンジョンへの立ち入りが認められ、ダンジョンに入ることのできるダンジョン省のしけんが2週間後に控えていた。


もちろん家にダンジョンがあるので受けに行くし、武器屋をやるにも外面的な素材の入手手段としてダンジョンに入らないと何か疑われそうな気がするからだ。



試験の内容は筆記試験と心理テスト、ある程度の運動能力を見るための体力測定を行うらしい。その際に武器を持参し、使えているかと武器登録をしないといけないらしい。



それとネット販売での武器の販売を始めた。ダンジョンに入ることが確実視され、需要が一気に増えるので売れ行きも上々で、剣鉈や短剣が1つ30万円、槍やロングソードは50万円で販売してとくに短剣がよく売れていている。一週間で剣鉈と短剣、ロングソード、槍が68個売れており、約2300万円の売れ行きである。防具も20個と数量限定で販売して値段も1つ250万円と高く設定していたにもかかわらず、数時間で売り切れ完売となった。


武器と防具の作っているところをYouTubeにアップして販売の告知をしていたのも、今回の売り上げに貢献しているだろう。




おれの他にも大きな会社が武器や防具など探索に必要そうな道具の販売を始めていた。


その他にも冒険者を目指す人を多く雇い、ダンジョンの攻略を主にした会社が数個できていた。



 


ダンジョンの周りは危険があるということで、多くの人が土地を売却して、ダンジョンから離れた地域に多くの人が集まっていた。


それにより集合住宅が多く作られるようになり、建設業が盛況していた。人手不足が問題となっていた建設業では、ダンジョンの誕生により不況になった情勢により失業者が多く出たため、建築業に多くの人が入っていた。


このダンジョンによる建設ラッシュにより、法律の規制緩和が多く行われていた。



そこで俺は、東京と大阪に土地を買いに行くことにした。いずれダンジョン近くには冒険者が多く集まり賑やかな街になり、住居が必要になるだろう。そこでショッピングモール兼タワマンの建物をそれぞれにつくろうと思ったのだ。



今は期間的に規制が緩和され、構造体力じょう問題がないのであれば建設可能なので、今やっておくべきだと思ったのだ。


それと今回は業者に頼むのではなく、全て自分でやろうと思っている。というのも、スキルに『建築』

や『家具制作』などの建物を建てるのに必要なのは全てあるので作るの自体は簡単だと思っている。


構造耐力なんかはbimというソフトを使うことにより簡単に求められ、それで報告書は簡単に提出できる。


あとは人に見られずに作ららかだが、家の庭で1/200の模型をスキルを使って作ってみたけど、一瞬で立ち上がったので夜中にすれば誰がやったかは分からないだろう。



作ろうと思っているショッピングモール兼タワマンは土地が大量に必要ではあるが、ダンジョンの周辺は殆どが売地となっており、しかも超安値で売っているので広大な土地を買うことができる。



それと、東京と大阪には新幹線や車で行くのではなくあるスキルを使って行こうと思っている。


それはアニメや漫画でよくある『テレポート』だ。『テレポート』はMPを消費して目的の場所まで瞬時に行ける。場所のイメージを鮮明に持つことで飛ぶことができる。



ショッピングモール兼タワマンはデザインは変えるものの機能自体は大きく変えず、ショッピングモール部分ではテナント数が800くらいで、区画ごとでのテナントを想定している。大きさに大小はあるもののあまり差がないようにし、テナント料金は坪15000円と考えている。



タワマンの方は全戸南向きで3棟ありタイプはワンルームや2LDKから5LDKなど様々あり、メゾネットなどもある。冒険者の入居を想定しており、各戸貸し倉庫を備える。戸数は全部で3000戸をゆうに越している。


その全てに『家具作成』で作った家具を設置しており、デザインは固定せずにその空間にあったものにしている。



ここでは従来のエネルギーではなく、俺が開発というか作った魔石を使ったエネルギーや魔導具を使うようにする。





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ダンジョンが出来た世界でお金儲けをする!? ガチ中のガチ @rikuto0401

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