第12話 5月13日(月)平凡とはすぐに崩れ落ちる
そう……あの日、俺は初めて告白された
これは、嬉しいが悲しい
俺には背負う覚悟と勇気が出ない
だけど、
君は俺が
守る
「平凡はすぐに崩れる」
俺の独り言は誰にも聞こえない、聞かせない
俺の思いは誰にも分らない
「おはよ~海斗君!」
君の声は俺の心に響く
「うん、おはよう」
……っ
奴は最近何もしてこない
これが逆に不安だった
俺の日常をこわす引き金にならないことを祈った
嵐が来る前はなんの前触れもない、そして突然やってくる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます