第7話 4月25日 俺と奴らの戦争開始(前)


俺は朝、何の変りもなく学校に向かった。

教室に入った瞬間気が付いた


『空気が違う』


空気が違うのだ俺が入った瞬間、謎の視線を感じた

透は感じとって内容だ


「始まったのか」


そう、ここ数日俺は感じ取っていた

数日後、佐藤をはじめとして、俺への精神攻撃いじめをしようとしてることに

だけど、止めれなかった。

いや、止めなかった。

俺は一人がよかったから。嘘だと思っていた。

だけど今、怒ってしまった


「おい!東上。死ね」


はじめは、誹謗中傷の悪口をいってきた

そんなことで、くじけるほど俺の心は簡単な物ではないことをわかっていた


「……」

無視することにした

それが、気に入らなかったのだろう

クラス全体に響く声で言ってきた


俺をあざ笑う連中

佐藤をきもがる連中

俺への哀れみを見せる連中

佐藤の行動を怒る連中


人それぞれ違うがこうもなれば、誰がどんな奴かが一目瞭然だ


「……腐ってるな」


誰にも聞こえない声で言った




はずだった……

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