第18話.どこの世界でも、やっぱり花火は綺麗!!!
それから、ミリカとゼドルは、色んなところへ一緒に行った。
ある時は、ガードマンの仲間達も一緒に祭りに行ったりもした。
〝ヒュ~ン〟〝バン〟
花火が打ちあがる。
ゼドル以外のガードマン達は皆、食べ物を買ったり、遊んだりなどしている。
「わ~!!キレ~イ!!」
「だろ!?ミリカも、花火、好きかい?」
「うん!!キレイだから!!私の世界でも、毎年、夏祭りで良くやってて、私、いつも、浴衣を着て夏祭りに行ったりしてたの!!」
「〝浴衣〟?」
「あ~・・・ここはヨーロッパみたいな国だから、そういうのはないか・・・」
「ヨーロッパ?」
「うん!!〝ヨーロッパ〟っていうのは、私がいた世界にあって、〝イギリス〟とか〝フランス〟とか〝イタリア〟とか色んな国があるんだけど、〝ヨーロッパ〟は、この国に良く似てるの!!で、私は、〝アジア〟の〝日本〟に住んでたの。でも、私は、お父さんが日本人で、お母さんがイギリス人のハーフなの」
「へ~!!そっちの世界にも、たくさんの国があるんだね!!」
「うん!!」
〝ヒュ~ン〟〝バン〟
周りには、犬、猫、ハトなどの動物達がいる。
「アレ?皆、何か言ってる!!」
「本当か!!また動物達は喋ってるのか!!」
「うん。え~っとね」
その日も、ミリカは、動物の言葉を聞いて、なんと言っているのかをゼドルに教えていた。
しばらくして、花火も祭りも終わった。
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