第53話

「STV(S県テレビ放送)の瀬床 葉子です。本日は夕方ワイドの取材でお邪魔させていただきますのでよろしくお願いします」

 どうせ地元のローカル新聞の取材かと思っていたら地元のローカルテレビの取材だった。

 顔は知っているが名前の分からない女子アナが愛想良く話しかけてくる。

 勿論俺達は今時の中学生のようにローカルテレビの取材程度なんとも思ってないんだよなんて擦れた態度は取らない。


 何せ相手は採用条件に頭の出来よりも容姿が大きな影響を与えるとしか思えない今時の女子アナである。そりゃあデレデレだよ。もう一度いうがデレッデレだよ!


 弱い弱すぎる。俺達は自分に向けられた美人の笑顔には逆らえない悲しい生き物なのだ……涙が出そうだ。こんな自分が情けなくての涙じゃない。こんな思いっきり全力の笑顔を向けられたことが嬉しくてこみ上げる涙に耐え続けているのだ。

 職業的作り笑いで「ちっ! 仕事とはいえ、穴があったら入れたい発情期のサルの様な中坊相手に愛想笑いとは泣けてくる」と内心毒づいている可能性も十分にあることも分かっている。分かっていても嬉しいのだから仕方が無い!


「こちらこそよろしくお願いします」

 何とか自然に挨拶を返すことが出来たが、結構ぎりぎりなので目で紫村にヘルプの合図──そんな合図はきめてないけど──を送る。

「本日はどんな取材をするのですか?」

 空気を読んだ紫村は俺の期待を裏切ることなくフォローに入ってくれた……流石だ。女子アナ相手に気後れする様子など全く無い。こいつが女に興味が無くて良かったと人生で初めて思った。


「えっ……そ、そうですね。まずは今朝の事件について皆さんにインタビューを行い。それを編集にまわしている間に、部活の練習風景を撮影させてもらい6時台のニュースで放送する予定です」

 バインダーに挟まれた進行表を読みながら答える……明らかに照れている。紫村の無意味な美形ぶりに女子アナが照れている。

 く、悔しくなんて無いんだから。紫村は女子アナよりも俺に興味を持っている。

 どうだ全然負けていないぞ。はっはっはっはっ……何て嫌な三竦み。負ける負けない以前の問題だ。


 女子アナの対応を紫村に任せたことで滞りなく取材は進んでいく。櫛木田たちは紫村を妬ましそうに見ていたが、お前らじゃ感極まって何も喋れなくなるだろうと思ったが、俺も他人の事は言えないので黙っている。


「ところで知ってますか? 追突して逃げようとした車から薬物が発見されたこと」

 一通りインタビューを終えて手の空いた女子アナが、紫村にかなり極端に接近しながら話しかけるのを耳に飛び込んできた。

 紫村と俺の視線が交錯する……つまりあの鍵は非常にヤバイ物である可能性が高いということだ。

「そうなんですか。すると彼らは薬物のせいであの事故を起こしたんですか?」

「それはまだ分からないわ。多分警察は二人から尿や頭髪を採取して検査に回していると思うけど」

「もしかして暴力団関係者だったんですか?」

「それも分からないわ」

「そうですか……」

 考え込むように顎に手をやり彼女から逸らした紫村の顔に「役立たずの雌豚め」と言わんばかりの蔑んだような表情がほんの一瞬浮かんだのを俺は見逃さなかった。

 前半の役に立たないの件は俺自身がそう感じたせいなのかもしれないが、雌豚の件は奴の表情から読み取れた生々しい感情の発露だ。


 取材は滞ることなく終えた。

「ご協力ありがとうございました。放送は本日の六時十五分からのニュースのコーナーで行われるので、良ければ見て下さい」

 ディレクターは大島に頭を下げると、機材を抱えた取材クルー達とともに格技場を後にして行く。

「瀬床。社に戻るぞ!」

 紫村からメアドと携帯番号を聞こうとしていた女子アナを叱りながら……ちなみに俺は聞かれていない……全然悔しくないしぃ~。


「田村、伴尾、みっともないからメソメソと泣くんじゃない! だから言ってるでしょうが『元々縁の無い相手』に入れ込んでも仕方ないと」

「だってぇ~高城ぃ~」

「別に振り向いて欲しかった訳じゃないんだ。でもガン無視は無いよぅ~俺達って路傍の石?」

「いい加減理解しろ。人間にとって興味の無い相手など路傍の石だ。そこに在るとしか認識されないんだ。お前だってそうだろ。いちいち道ですれ違った相手の人間性に興味を持つか? 持たないだろ」

「でも~、ちゃんと挨拶してインタビューも受けたんだよ」

「女子アナにとって、それは唯の仕事であり日常だ。インタビューした相手の数が増える度に、個人への興味など薄まっていって当然だろう」


「お前ら本当に情けないな」

 大島が憐れみの目で田村と伴尾に話しかける。こいつらが異性の事でこんなに情けなくなってしまったのは、間違いなくお前のせいだよと皆が思ったはずだ。

 それに俺達にどうこう言えるほど異性と縁があるのかと喉まで出かけたのを飲み込むが、次の大島の発言に限界が来た。


「俺がお前らくらいの頃は──」

 この後、大島が言うだろう台詞は聞かなくても分かる。だから俺はこう断じずにはいられなかった。

「嘘だ!」


「はったりだ!」

「ありえない!」

「見栄張るな!」

「この童貞が!」

「見え透いたブラフを!」

「それは人類じゃなくゴリラの話だろ?」

「──────」

「────」

「──

「」

 えっお前らまで?!


「──ふっ、持たざるものの僻み。負け犬の遠吠え……どうして、こうも耳に心地好いのだろうな?」

 俺達の非難の声に大島はむしろ余裕の笑みでそう答えた。

 ちなみに、調子に乗って「童貞」と「ゴリラ」を口にした田村と伴尾は一瞬にして意識を刈り取られ、格技場の床板の上に沈んでいる。流石に耳に心地好くは無かったようだ。


「大島先生。貴方の言葉にはまるで根拠がありません」

「根拠? 根拠な……俺が女にモテるのなんて当然じゃねぇか?」

「あぁっ?」

 大島の余りにもふざけた発言に、全員が「殺すぞ」の意味を込めて声を上げる。

「持たざるものの僻みってやつが、この俺にプレッシャーを与える程に強いとは……面白れぇじゃないか。だがはっきり言っておく。俺は女に不自由した事は一度も無い」

 何だこの余裕は? まさか本当に……いや、そんな事は無い。あるはずが無い。あってはいけない……待てよ、不自由しないという事は、必ずしも満たされていると同義ではない。そもそも需要がゼロならば、供給がゼロでも不自由はしない……つまり、そういうことなのか?

 思わず紫村を振り返る。他の部員達も同じ答えにたどり着いたのだろう紫村を振り返っている。


「違うと思うよ。大島先生からはこっちの人間の匂いはしないから」

 匂いがあるのかよ?

「多分、大島先生が女性に不自由しないって話は本当だと思うよ」

 紫村から発せられた決定的な言葉に、部員達はがっくりと崩れ落ちる。

 こいつらには何故か女性関係は紫村さんにはかなわないという固定概念が刷り込まれている。

 どうも紫村をオネェと一緒に考えているようだが、奴はオネェではなくガチホモだから女の気持ちなんで分からないどころか、そもそも思いやる気が全く無いのにな。

 だが紫村の意見は正しいのだろう。こいつは意味も無く嘘を吐く奴ではない……必要があればとんでもない嘘を平気で吐くけど。


「こ、根拠は?」

「嘘を吐く理由が無いからね。大島先生は自分が女性にもてても、もてなくても気にするような人間じゃないから、むしろ自分の意に介さない形で女性が近寄ってきてら迷惑というか嫌悪感を覚えるタイプだよ」

「……ホモじゃないのに?」

「性癖は関係よ。そうだね他人に興味がないというか自分が大好き過ぎて、女性に自分が少しでも束縛されると鬱陶しく感じるんだとと思うよ」

 確かにそう考えると納得できる。そして女性にモテるとカミングアウトしたのは俺達を見下し笑うためだ。


「だが何故モテる? その謎が全く解けない。結局問題はそこなんだよ」

「馬鹿だなお前は。良いか、強い男がモテる。これが人類が誕生してから変わらない真理だ」

 優しく諭す口調が俺達の心を更に傷つける。

 しかし、発言内容がおかしい。そんなの今の時代に通用するはずが無いだろう。石器時代からこいつの頭の中は進歩していないのか? 

 強い事が女性にアピールできたのは大昔の話だ。現代社会で強さが一体何の役に立つ? 配偶者に安定した生活を提供するために必要なのは金だ。金が全てではないが九割以上は金で何とかなる。それが現代の常識だろう。


「納得出来ないようだな」

「納得出来るはずが無い!」

 心底憐れむ様な大島の言葉に俺は反発する。強ければモテる? じゃあ俺達は何だ?

 強さだけなら中学生としては破格と言うほど強いはずだ。はっきり言って無駄に強いと言っても過言ではない。

 それなのにモテないどころか敬遠されるって何だ? 他の面で人間として大島に大きく劣っているというのか?

 嫌だ。強さだけならともかく人間性で大島に負けるなんて、もう生きてる意味が無いじゃないか。こんな不名誉は俺個人だけの問題じゃなく高城家の面子の問題だ。

 もしも親が「お宅の息子さんがモテないのって、人間性で大島先生にも劣るからなんですってね」なんて近所のおばちゃん連中から言われたら……俺なら死ぬ。速攻で死ぬ。恥ずかしくて生きていけない。


「お前達がモテない理由ははっきりとしているんだよ」

 そんなの分かってるよお前の手下扱いだから恐れられてるんだよ。


「お前達が自分の強さを発揮する場所を持ってないからだ」

 何の事だ、このご時勢力を発揮する場など、試合でもなければあるはずが無い。そして俺達が参加できる試合なんて無い。


「一応、全日本中学校空手道連合というのがあって、全国大会もやってるけどな……出てみたいか?」

 何それ? 初めて聞くんだけど?

「えっ? そんなの無いって以前言ってましたよね?」

「ん? そんな事言ったか……ああ、金もかかるし面倒だから無い事にしていたな。大体出たって大して面白く無いからな」

「それにしても!」

「ついでに言うと、そこの上位組織の連中と鬼剋流って犬猿の仲だからな」

 ……それじゃ出てみたいかもくそも最初から駄目じゃないか。


「高城は知らなかったのか?」

「櫛木田。お前は知ってたのか?」

「知ってるも何も、空手をやってる奴なら常識だし……な?」

 櫛木田の問いかけに皆が頷く……知らなかったのは俺一人? 確かに空手に接した機会はこの空手部の位だし、そもそも入部した途端に空手への好意的興味など、大島に根こそぎ奪い取られたから、ネットなどで調べようという気すら起きなかった。俺は二年間も大島の嘘に騙されてつけていたのかよ。


「鬼剋流との軋轢も有名な話ですから、空手部に入部を決めた段階で全国大会なんて諦めてましたから」

 香籐くん……なんでそれを早くに教えてくれなかったんだ? ……分かってるよ。聞かれない事には答えられないよな。


「それで、モテるモテないの話はどうなったんですか? 全国大会って言っても、俺のような空手に興味がない人間が聞いた事も無なかった程度の大会じゃ、優勝しても何のアピールにもならないですよね。そんな大会があった事すら知らないんだから」

「分かってねぇな。誰にアピールするかじゃなく、アピール出来た相手にモテれば良いんだよ……それからお前は少し空手に興味を持て」

「な……アピール出来た相手にモテれば良い?」


「とりあえずは全国大会だ。そこに参加したり応援、観戦に来た人間の中に百人、お前に近い年頃の女がいて、その七割がお前の好みから外れて、残った三十人の内、十人に一人が優勝した高城君って素敵と思ってみろ。三人の女にもてるって状況だぞ」


「いや、それでもたった三人じゃないですか? 全国大会で優勝したのに微妙ですよ」

「馬鹿かお前は? お前は馬鹿か? 一度に十人、二十人の女と付き合えると思ってるのか、お前にそれほどの器があるのか? どう考えても一度に付き合えるのは三人くらいだろ」

 それも十分おかしいのだが、俺は冷静さと言うか正気を失いかけていた。


「三人……良いんですか? 三人と同時に付き合っても?」

「構わん。相手がそれでも良いというなら何の問題も無い。現に俺も二人と同時に付き合っている!」

 大島がとんでもない事を口にした気がするが、この際、どうでも良い事だ。


「やります! 俺は全国大会で優勝して三人と同時に付き合います!」

「そうか。言っておくがうちの空手部からの参加は無理だと思うぞ」

「…………えっ?」

「だから言っただろう。運営団体と鬼剋流は犬猿の仲だと、一応空手部は鬼剋流の関係になってるからな。それにお前個人で会員登録しようにも所属の中学校の部活単位だからな……まあ諦めろや」

 囁き─詠唱─祈り─念じろ! 高城 隆は灰になった……いっそロストしてぇ。



「お疲れ様でした!」

「ちょっと待て」

 一年生達が元気に──今日は練習が軽かったので本当に元気だ──帰ろうとするのを俺は呼び止めた。


「何ですか主将?」

「お前達も聞いていたと思うが、今朝捕まった馬鹿どもは麻薬を所持していたヤバイ連中なので、もしかしたらお礼参りに来る可能性も無いともいえないので、集団下校してもらう。一年生と二年生は家が近かったり方向が一緒の奴同士に別れろ」

「分かりました」

 一年生は新居の指示で、二年生は香籐の指示でグループに分かれたので、更に一年生と二年生のグループを組み合わせると、三つに別れたのでそれぞれに一人三年生を引率に指名していく。

 まあ普段は馬鹿だが三年の連中ならば、体力、技量、胆力ともにヤクザごときには遅れは取らないだろう……本当に馬鹿だけど。


 田村と伴尾は元々近所なので、二人まとめて同じ方向に帰る一つのグループを任せて、櫛木田と紫村には申し訳ないが方向の違うグループの引率を頼んだ。


「高城お前はどうするんだ?」

 櫛木田の問いに、ポケットから昼休みに小林から預かった鍵を取り出して見せる。

「こいつを警察に渡しに行かないとならないから、引率は任せる」

「何だ、それ?」

「さあ、今朝の騒ぎの時に小林と田辺が見張ってた奴らが逃げようとして掴まりそうになった時に、傍の家の庭に投げ込んで証拠隠滅を図った位だ。奴らが麻薬を持っていたなら、相当やばいものが入った宝箱を開ける鍵だろうな」


「また面倒な事に……鈴中の事といい、ここ最近どうなってるんだ!」

 櫛木田は吐き捨てる。

「そう怒るな。今回の事はこの鍵を届けたら後は警察任せだから安心しろ」

「本当かな? 最近高城君はトラブルを呼び込むようなところがあるし」

 紫村が不吉な事を呟いた。


「──と言うことだから、帰るのが少し遅れるけど心配要らないから、はい、じゃあ切るよ」

 携帯電話で母さんに、落し物を警察に届けるので帰りが遅れると伝えるとマラソンランナーくらいのペースで我が町に三つある警察署の中で最寄の北警察署へと向かった。

 三キロメートルと少しの距離を十分足らずで走り切ったにも関わらず、呼吸一つ乱す事の無い自分に改めてあきれる。

「お疲れ様です」

 玄関前で立ち番をしている警官に一声かけてガラス戸を押して中に入り、脇の受付の小窓のガラスを叩いて、中にいる係りの者を呼ぶ。


「何かな?」

 定年間際か60歳位の小柄な男性事務員が小窓からこちらを覗き込んでいる。

「すいません。今朝起きた──寿町2-6の交差点での事故の件で、担当の人に話があるんですが、呼んでいただけませんか?」

「君の名前は?」

「──中学の空手部の高城です」

「ああ、あの空手部の……今担当の人間を呼ぶから、ロビーに入って椅子に座って待っているといいよ」

 そう言うと、受話器を取ると内線で呼び出しをかけてくれた。


「ああ君か」

 五分ほど待っていると階段から、朝の事故現場で話をした四十代の中年太りの刑事が現れる……淵東警部補とか言ったな。

「どうも」

 軽く頭を下げる。

「話があるそうだね。えっと~会議室が空いていたな。付いて来てくれ」

 彼は自動販売機で缶コーヒーを二本買うと歩き出す。俺は後を歩きながら話を振ってみる。

「会議室ですか、取調室で話すのかと思いました」

「今時、犯罪者でもない中学生から取調室で話を聞いたとマスコミが嗅ぎ付けたら大問題になるよ」

 そう言いながら笑ったので、俺も一緒に笑っておいた……場を和ませるって大事だよな。


「それで話というのは?」

 会議室に入るとテーブルを挟んで向かい合って座る。

 彼がテーブルの上に缶コーヒーを置いて「どうぞ」と促してきたので、無糖の方を手にすると「今時の子供は無糖か……」と呟き、もう一方の間を手に取ると早速一口飲むと話を切り出してきた。


「それで話というのは?」

「今朝の当て逃げ犯はクスリを所持していたんですよね」

 俺も缶コーヒーを一口飲んでから答えた。

「ああ……それで誰から聞いたんだい?」

「ニュースソースは秘匿と言うことで」

 別に隠す義理も無いが惚けておいた。


「まあ、それは構わないか、マスコミには流している情報だ……事実だよ。今は刑事課で取締り中だが、それがどうかしたかな?」

「どうと言うことは無いんだろうけど、これがあると解決が早まると思って」

 そう言って、ポケットから鍵を取り出してテーブルの上に乗せる。

「これは?」

「奴らは、顧問の先生が救助のために離れた隙に、逃げ出そうとして……直ぐに下級生達が捕まえたんですが、その時にこれを近くの民家の庭へ塀越しに投げ込もうとしたそうなんですよ。その後、色々あったせいで鍵の事を忘れていたらしく。相談されたので持って来ました」


「そうか確かに事件解決の鍵になりそうだ……鍵だけに……まあ何だ、ありがとう。私の方から刑事課へと回しておくよ……後で事件の担当者がその下級生に事情聴取を取りに行くかもしれないのでよろしく頼むよ」

「分かりました。その場合は学校と空手部の顧問を通して連絡を入れてください」

 大島の手柄になってしまう可能性が高いが、そうしておいたほうが小林のためには無難な選択だと判断した。

「そうした方が良さそうだ。分かった伝えておこう」


 その後、十分程度だが事件の事、そして世間話を警部補としてから俺は席を立った。

「それじゃあよろしくお願いします」

「ああ、気をつけて帰るんだよ」

 会議室を出て直ぐに別れて、俺は玄関へと向かう。

 途中、受付の小窓から声を掛けられた。

「ああ君、君。丁度さっきまでテレビで君達の事をやってたよ。君も映ってたよ、ほんの少しだけどね。やけに男前の子がずっとで映ってて……」

 最後の最後でイラっとした!

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