第50話

 保存食で作ったシチューを食べてた後、、俺とルーセは火龍の巣穴へと向かう。

 時間的にはまだ余裕があるが、実際に準備をしつつ問題点を洗い直すことを考えればいい時間だった。


 先ずは竪穴の中で足場とする岩を設置する。

 堅穴の入り口から中へと降りて、入り口から五メートルほど降りた先で、システムメニューの【装備品】上では投擲用の石とされている『岩』を装備する。すると穴の半分以上をふさぐ形で岩が出現した。


「これなら十分な足場になるな」

 足場としての強度を十分に持っているか慎重に確認してから岩の上に全体重を移した。

 全部を塞がないのは万一撤退する場合に、この隙間を通ってドーム状の巣穴のメインルームまで滑り降りて逃げることが出来るからだ。


 この上に蓋となる岩を出して穴を塞いで俺は待機する事になる。

 広域マップにで火龍の接近を確認出来たらルーセは上空へと移動する。

 その高さは八百メートル。火龍はその半分程度までしか高くは飛ばないそうなので見つかる可能性はかなり低いはず。


 火龍が巣穴の入り口へと降り立ち、蓋となった岩に気付いたタイミングでルーセは上空から岩を投下する。

 直径が二から三メートルほどの大きさの岩を計二十個と、もっと細かく割れた石をまとめて全て落とすのだ。

 それらは高度八百メートルから十三秒間弱で時速四百五十キロメートルに達し火龍に襲い掛かる。

 空から降りてしまえば巨大すぎる身体故の鈍重な火龍には、岩を避ける手段は無いはずだ。

 迎撃手段としてブレスはある。それは落ちてくる岩に向かって放たれるだろう。

 もしかしてその圧倒的な熱量で全ての岩を一瞬で融かしてしまうかもしれない。

 だが岩が持っていた運動エネルギーが消える訳ではない。ファンタジー世界だろうが物理法則さんはきっといい仕事をしてくれるはずだ。

 岩は溶岩となっても火龍に襲い掛かる。重さ数十トンの質量が高速で上から叩きつけられるのに固体か液体かなんて些細な事に過ぎない。


 そして俺は隠れているこの場から、火龍へと攻撃を仕掛ける。

 【所持アイテム】内に収納している巨木を装備する……丸太ですらない、根元から切り倒した三十メートルの巨木で、樹皮もはがさず枝を落としただけのものをシステムが装備可能と判断するか疑問だったが、何の問題も無く装備可能だった。

 巨木は間にある岩も何も関係なく火龍の身体を貫くだろう……実際に崖の斜面に向かって試したが、簡単に穴が開くのだった。

 その直後、蓋となった岩を収納し、飛び出した俺は空中で足場となる岩を使って上昇し、もう三本の【所持アイテム】内にある巨木を使て火龍の身体を自身の巣である岩山に標本の昆虫の様にしてやる。


 そしてルーセが止めを刺す。


 前日からはかなり作戦が変更になったが、現時点で一番確実で安全な作戦案だった。

 いきなり五日前と準備期間が少なかったので、これが精一杯だった。



 全ての準備を終え、更にセーブを実行する──失敗してロードした時に、別の手段を考えて準備する時間を確保するために、この時点をセーブポイントとした──と、もう実際に戦って火龍を倒す以外にすることが無くなった俺とルーセは、岩山の頂で寝そべって空を見ながら話をしながら時間を潰す。


 ルーセと出会ってわずか十日足らず、もっと長く一緒に居たような気もするが、出会ってからの思い出を言葉にすると、それは驚くほどに少なかった。

 話題が途切れたので、俺は前々から話そうと思っていたことを口にした。


「ルーセ。火龍を倒したら村を出て、俺と一緒に旅をしないか?」

 かなり大事な話だというのに俺は上を向いたままでそう話しかける。何か照れ臭いのと、断られた時のショックを緩和したいという予防線でもある。

「リューと一緒に行きたい」

 返ってきたその言葉に俺の中で緊張の糸がほぐれていく。

「そうか、ありがとう……!」

 返事をしながら振り返ると、こちらを見つめるルーセの目からは涙が零れ落ちていた。

「ルーセ?」

「あぅ、何でもない」

 そう言いながら涙を拭う。

「火龍を倒したら、俺がルーセをおいて村を出て行くと思ってたのか?」

「べ、別にそんなこと思ってなかった……ただ」

「ただ?」

「何でもない! 楽しみだな~色んな場所に行くのが楽しみだ」

 慌てるルーセの様子に、俺はただ良かったとしか思わなかった。



「来た!」

 広域マップに火龍のシンボルがこちらに向かって飛行しているのが表示された。


「じゃあ打ち合わせどおりにやるよ」

「わかった」

 俺の言葉に小さく肯き返すとルーセは空中で足場の岩を使い、ジャンプしながらどんどんと上空へと昇っていく。

 それを見届けると、俺も縦穴へと入ると自分の頭上に直径六メートルを超える巨大な岩を出して蓋をする。

 これでもう火龍がすぐ傍に来ても肉眼で確認することは出来ない。俺が頼りにするのはマップに示される情報だけだ。。


 火龍が百メートル以内に達すと即座に周辺マップへと切り替える。そして僅か十秒で俺が隠れている縦穴の傍に、地響きを立てて着陸した。


 横方向に開けられた溶岩抜き用の穴から、火龍の低く警戒するような唸り声が入ってきて、滑らかなガラス状の岩肌しかない巣穴の中で強く反響する。


「さあ来い」

 既にマップにはルーセが投下した岩や礫が表示されている。

 俺はマップ越しに火龍の胴体の位置を予測し、そちらに向けて自分の脇に直径一メートルの巨木を抱きかかえるイメージで構えている。


 ほぼ隙間なく塞がれている岩と堅穴の間から熱風が噴き出す……ブレスだ! そう思う間もなく先程の着陸以上の衝撃が岩山を揺らす。

 それと同時に俺は巨木を装備した。


 何かが巨木を上へと引き抜こうとするが、枝打ちしているとは言え、その跡は綺麗に斬り落としている訳ではなく樹皮の表面から三センチくらい飛び出しているのが幾つもあり、それが引っかかり抜けない。


 それを確認し成功したと判断した俺は、頭上で蓋をしている岩を収納しようとする……出来ない?

 何故収納出来ない? そうかブレスの熱で融けて堅穴の壁面と一体化した。だから収納出来ない。

 どうする? 堅穴を降りて溶岩抜き用の穴から抜け出して、岩山を登る? それじゃあ時間がかかり過ぎる。


「何かいい方法は無いか?」

 幸い考える時間だけなら腐るほどある……そうか【大坑】を使えば……だけど対象は地面だよな。

 試しに自分の横にある堅穴の壁面に使うと直径一メートル奥行二メートルの見事な大穴が開いた。

 次いで、頭上の岩に向かって【大坑】を使うと穴が開いたが、それでも貫通はしていない。

 ジャンプして穴の中に入り、肘と膝を使って身体を穴の中で固定してもう一度【大坑】を使うと、穴は岩を貫通したのだった。



「あつっ!」

 堅穴から岩山の上に出た瞬間、猛烈な熱気が身体を包み込む。

 呼吸をするのにも躊躇いを覚えて息を止めて、細かく瞬きをしながら火龍の姿を確認する。

 火龍は岩を貫通し下から突き出た巨木が右脇腹から入り込み、左の背中へと抜ける様に突き刺さっていた。

 背中から飛び出した巨木は二十メートルほどにもなり、これでは翼を破壊しなくても空に逃げる事は出来ないだろう。


「グゥガアァッァァァァァ!!!」

 既に音ではなく、幾重もの層となった空気の塊を叩きつけられたような衝撃が身体に襲い掛かる。

 そして次の瞬間、火龍の頭の角が紅くまばゆい光を放つ。

 見覚えがあった。水龍もこうして角を輝かせて──ブレス!

 予兆を感じる事ができたおかげで俺は死なずに済んだ。足元に出した足場用の岩をスターティングブロック代わりにして蹴り、一気に加速して跳び退いた直後、背中や脚の裏側に熱さではなく直接的な痛みを憶えながら、火龍の背後をとり真上に向かって跳躍。

 そして、上空から狙いをつけて「装備!」「それから装備!」「ついでに装備!」と尻尾の付け根、背中のど真ん中、そして首の付け根へと、多々続けに三本の巨木を装備を使って送り込み、岩山に釘付け状態にした。


 だが火龍は死ぬどころかまだ戦意すら失ってはいなかった。

 再び火龍の角が眩いばかりの赤い光を放つ。

「させるか!」

 取り出した足場岩を蹴って一直線に角へと向かって跳ぶが、火龍の翼が羽ばたいて俺を叩き落そうとする。

 咄嗟に構えていた剣で皮膜を切り裂き、出来た隙間を抜け、そのまま剣を角の根元に打ち込む。


 そして意味不明なほどの強度を持つ剣と、そしてファンタジー物質の権化である龍の角は硬質な響きを立てて互いを弾き合う。

「くそっ!」

 想定外の状況に舌打ちしながら、剣を一度収納すると、空の両手を角の根元に剣を突き刺すように構えると──



『ロード処理が終了しました』


「何故?」

 ルーセがじっと俺を睨む。

「ヤバいと思ったからロードした反省はしていない」

 反省して謝るまでルーセは俺の腹を殴るのを止めなかった。


「火龍は想像以上の化け物だった。作戦もトラブルがあった。ルーセが上空から落とした岩や石もあまり効果が無かったんだろう?」

「うん、下で何かが光ったと思ったら、融かすというよりも真っ赤になって殆どが消えたみたいになって、熱い風が上まで来た」

 ……それは蒸発だね。百トンは超える岩や石の塊を一瞬で蒸発させたんだね。

「光った? それはブレスの事?」

「違う。光ったと思ったらまとめて真っ赤になって消えていた。だからブレスと違う」

「ブレス以外の必殺技か……」


 結局は有効なダメージを与えられたのは巨木による装備攻撃だけだった。

 しかし、ルーセは自分の手で両親の仇を討ちたいだろう……討ちたいはずだよね……きっとそうだじゃない?


「確認しておきたいのだけど……ルーセは火龍を自分の手で倒したいよな?」

「……? 火龍を倒して、もう犠牲者が出ないならそれ良い」

 不思議そうに首を傾げながらそう答えた……しっかりとした考えを持ったお子さんで、それに引き換え俺ときたら、恥ずかしい! 何、この空回り、とんだピエロだよ。


「という訳で作戦の練り直しだ」

 その言葉にルーセの表情が曇ったので補足する。

「だけど今日中に火龍を倒す予定に変更はないよ」

「分かった」

 ……露骨なまでに表情を変えたな。




 今回はブレスを使わせない様に上空からの投下作戦を止めて、槍を投げつけるだけにした。

 大量の岩や石に比べて注意を惹かなかったので見事に突き刺さり火龍に痛みによる悲鳴を上げさせた。


「収納!」

 縦穴を塞ぐ、頭上の岩を収納して堅穴をぬけて岩山の上に出る。


 痛みにのたうち回る火龍の首を目がけて巨木を三度連続で装備と収納を繰り返すと、生まれた穴が火龍の首を切断した。

 首をなくしてもなお全長二十メートルを超える巨体から、ものすごい勢いで血が噴き出す。

 あの巨体に血を巡らせるためには血圧も凄まじいのだろうと思いながら、広範囲に広がって飛び散る血は避け様も無く、全身に浴びる事になってしまった。これで……えっ、何だ? ちょっと待ておい!



『ロード処理が終了しました』


「何故?」

 今回は明らかに怒りを込めて俺を睨んでいる。

「……信じられないことだが」

 そこで一旦、言葉を切る。何故なら自分の目で見たはずの俺にとっても信じられないからだ。

「何?」

 そう先を促す声や顔に険がある。

「火龍の血が発火した」

「……本当?」

 怒っていたルーセも呆気にとられる。

「本当だ。飛び散った血が突然燃え出した。俺が全身に被った血もいきなり燃え出した」

「出鱈目」

「しかも水を使っても消えないんだ」

 水中でも燃えるマグネシウムのように燃え続ける炎に焼かれる恐怖はトラウマものだった。

「何それ酷い!」

「本当に酷いだろう。出来るだけ血を流さないように殺さなければならないって事だよ」

「出来るの?」

「飛び散る血の量を減らす方法はある。真っ先に心臓を潰せばあんな辺り一面に飛び散る様な出血は起こらない。だけど出血をなくす方法は無いから、頭からマントを羽織って燃えても火龍に止めを刺すまで我慢して耐えるしかない」




 二回連続で失敗した原因は、火龍に関する情報が少ないという事に尽きる。

 何せ俺のファンタジー的な知識というか先入観、そしてルーセからの証言と、一昨日と昨日と今日の三日間の調査結果のみ。

 だが俺はその少ない情報を十分に精査して、絞りつくしたのだろうか? そういえば一つ引っかかっている事がある。


 最初の奇襲攻撃の時だが、俺が火龍の角を攻撃するために跳躍した際に火龍は翼で俺を叩き落そうとした。

 ルーセが投下した岩や石を一瞬で蒸発させられる攻撃が存在するならそれを使えば良かったはずだ。


 二つの可能性が考えられる。一つ目は、爆発的な熱放射による攻撃にはデメリットがありおいそれとは使えない……これはない。

 既に火龍は致命傷を負っていたので、多少のデメリットよりも、確実かつ早く俺を倒す必要があったのに使わなかったのだ。


 二つ目の可能性は熱放射は咄嗟には使えない。

 確かに角が光ってから時間にして三秒間弱は俺を攻撃しなかった。

 いやな予感がして咄嗟にロードを実行したが、もしかしたら四秒は使えなかったかもしれないが最大で二秒半と認識するべきだろう。


「二秒間半……」

 この時間に何が出来る?

 今の速さなら二秒あれば火龍の高さまで跳躍し、装備を使って角を断つ事は可能だろう。

 しかし、それはかなり接近した状態で、しかも火龍に気づかれていないのが条件だ……さもなければ流石に迎撃されるだろう。

 前回は身動き出来ない状態だったので、火龍にとっても本意ではなかっただろう翼による叩き落しと言う手段だったが、本気で防がれたら二秒半以内に角を断つのは難しいだろう。



「やっぱりルーセに止めを刺して貰う」

 俺は考え末にそう告げた。

「分かった」

「それで、もう何本か木が欲しいから宜しく」

 そう言いつつも、岩山を降りて森へと向かうルーセの後を追う。


 巨木を使った装備による攻撃で最優先に心臓を潰す必要がある。

 問題は火龍の心臓の正確な位置が分からないという事だ。

 それは猟師としてかなりの経験を積んできたルーセにも分からない。龍を狩った経験は無いのだから。

 そうなるとネハヘロを水龍の解体を見ないで立ち去った事が痛いが、諦めて数撃てば当たる作戦を実行する事にした。

 その為には【所持アイテム】内の四本では足りないので、あと十本くらい用意するつもりだ。



 ルーセが長剣を使って切り倒して行く。

 長剣だろうが剣は、斧の代用になるものでは無いと思うが意味不明なほどの強度と精霊の加護の出鱈目さが結びつくと常識が尻尾を巻いて逃げ出すのだった。


「もう十分だよ。それから枝は落とさなくて良いよ」

 生い茂った枝は、装備で火龍の体内に出現すると広範囲に渡って様々な臓器を破壊してくれるだろう。

 そしてその中には心臓もある事に気づいたのはルーセが十本、切り倒した後の事だった……そう考えると枝打ちしていない巨木が三本もあれば十分に足りたと思うが、ルーセさんには内緒にしておこう。



「今度こそ倒せるかな?」

 作業が終わり、ルーセは長剣を背中の鞘に収めながら──鞘といっても一方のサイドラインには全長の半分以上にわたり切れ目が入っていて抜き易いようになっていて、反対側のサイドラインは鍔の一部と組み合わさって、鞘に剣が固定されていて、剣を拳一つ分ほど抜かなければ外れないようになっている──呟いた。

「いい加減倒してしまおう」

「そうか、倒してしまうか……」

「どうしたルーセ?」

「リューと出会って、火龍を狩るために一緒に準備をして楽しかった。二年前のあの日以来一番楽しい時間だった……それが終わると思うと少し寂しい」

「何言ってるんだ。火龍を倒したら一緒に旅に出るんだろ。もっともっと楽しくなるから覚悟しておいてくれ」

「うん……期待している」

 そんな微妙な間を入れられると『うん…(精々)…期待している』としか聞こえないんだけど。



 ルーセが投擲した槍によって背中を刺し貫かれた火龍が暴れている気配を察して、間髪入れずに枝付きの巨木を立て続けに三度装備した。


「収納!」

 右手で触れた頭上の岩を収納して堅穴の外に出る。

 火龍は自らの身体に何が起こったかも理解出来ず、ただ痛みに怒り狂い俺の方を見る事も無かった。


 苦しみもがこうともするが、岩から根を生やしたような三本の巨木に身体を貫かれた身を横たえる事も出来ない火龍。

 だが動こうと試みる度に傷口が広がり血を流し、地面を濡らして燃え上がる。

 既に心臓は破壊されているのだろう。その量は少ない。


「止めを刺すぞ。ルーセっ!」

 叫ぶより前に俺は跳んでいた。

 足場の岩を連続的に蹴りジグザグに跳びながら龍の角を目がけて空を駆ける。足場の岩を回収する間もないほど速く。


 龍の角が輝きを放つ。

 そして同時に火龍の前足が跳ね上がり、鋭く巨大な爪が宙を引き裂く。

 火龍はジグザグに跳ぶ俺の動きを読んで攻撃を放ったのだろうが、それこそが俺の狙い。

 タイミングを外して足場の岩を出さずに右へと身体を流す事で避けると、右足の裏に足場の岩を出して最後の跳躍をする。


 次の瞬間、火龍の角は輝きを放ったまま宙を舞う。

 クルクルと回転しながら飛ぶそれは幻想的なまでに美しかった。


 そして、最後の時が訪れる。

 上空から長剣を頭上に構えたルーセが火龍に死を下すために降りて来る。


「行けぇぇぇっ! ルゥゥゥセェェェェッ!」

 そう叫んだ次の瞬間。音よりも速く繰り出された斬撃は一刀のもとに火龍の首を斬り落とす。



『火龍を倒しました』

 そうアナウンスが流れるのにも気づく事無く俺は勝利の雄たけびを上げた。

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