第17話.いつもと違う登校

「じゃあ、行ってらっしゃい」と遊舞の父と母は言う。






「うん!!行ってきます!!お父さん!!お母さん!!」


「あ、でも・・・・・その、アーチフィス君は、どうするの?」


「あ・・・あ~!!コイツも出かけたいらしいんで、


一緒に行くよ!!じゃあ!!!」と言って、


遊舞は、アーチフィスを引っ張って、


慌てて家のドアを思いっきり開けて飛び出した。






〝バタン!!!〟






遊舞の父と母は、ポカンとした。






遊舞の父は、


「今日の遊舞、一体どうしたんだ?」と言った。


遊舞の母も同じく、


「そうね~。どうしちゃったのかしら?」と言った。






その時、


遊舞とアーチフィスは、一緒に外で歩いていた。






遊舞はいつも、


ギリギリの時間に学校に向かうため、


登校の時は、1人である事が多い。






「は~!!さっきは、ドキドキした~!!!」


「ドキドキした・・・?なぜでしょうか?」


「何でもないよ!!さっさと行こう!!!」


「はい」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る