将軍を継ぐ者 順風満帆にならない豊臣秀頼への転生ライフ
友理 潤
これまでのあらすじと登場人物たち
これまでのあらすじ
天下人、
彼は一人息子である
そこに現れたのは、フードを目深にかぶった怪しげな女だった。
秀吉はわらをも掴む思いで、彼女に秀頼の未来を託そうとした。
彼女が持ちかけたのは「未来を知る者に、秀頼の中身を入れ替える」こと。
側近の
一方の現代では、歴史マニアの男子高校生、
彼女は太一に「戦国大名になってみたいと思わないか」と持ちかけた。
常々戦国ライフを満喫したいと願っていた太一は彼女の言葉に乗った。
こうして近藤太一は豊臣秀頼として転生を果たした。
しかし当時の秀頼はわずか七歳。しかも関ヶ原の戦いの直前だったのだ。
どうにかして関ヶ原の戦いが起こるのを止めようと、七歳児なりに奔走する秀頼。
しかし幼少の彼では、歴史の歯車を止めるのはかなわず、関ヶ原の戦いは徳川軍の大勝利で終結する。
それでも石田三成の助命に成功し、『豊臣の
だが、頼みとしていた
そんな逆境の中であっても、天真爛漫な千姫や、彼を追って側室の
そしてついに迎えた大坂の陣。
石田
和睦の内容は、「秀頼の居城は大坂城とする」「石高は一二〇万石とする」「徳川譜代の大名として扱う」といったものだ。
こうして義理の父である
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