うさぎさんとりくむ

ある日、相撲の中継を見ていた時、うさぎさん達が、


「のこったー。のこったー。」

「うーんしょ。うーんしょ。」


と、ごにゃごにゃ言っている。


「おすもうさんはねー。おおきいんだよー。」

「でっかいんだぞ。にいちゃんはなんでもしってるんだぞ。」


うさぎさんも相撲が好きなのか。


「あのねー。すごいねー。はくりょく。」

「あたるんだぞ。ごちんだぞ。」


そうだね。相撲はすごいね。日本の国技だからね。


「あのねー。あおちよえもんとねー。なまずえまたいちろーのねー。とりくみがすごかったよ。」

「のぶながにみせてもらったんだぞ。にいちゃんはすごいんだぞ。」


えぇ?まさかの戦国時代の相撲??


「いつまで相撲見てるんですか?ニュースの時間ですよ??」


え?はい。すみません。すぐ変えます。


「すもうみないのー?じゃあねー。すもうするー。」

「とりくむんだぞ。にいちゃんとおとうとのとりくみだぞ。」


じゃあ、発気用意のこった!


「せねがるずもうだー。うーんしょ。うーんしょ。えい。」

「うわぁ。やっぱにいちゃんつえーな。」


セネガル相撲かよ!!!

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