【無下】

毒のないしんどみ。虫くだし、力不足によるもの、還元。

手当たりしだいに利害が一致する検死の結果、

軽々しく一括払いディテールの残らない着こなしは垢抜け

罪をはじめては軽々しく粘り着く摩訶不思議な様相を

回想を拗らせるはいつも 保証ない偶然の出会いに息を繋ぐ

退去し押し寄せるヨット 気触かぶれると底に滓が仰山。

馬鹿馬鹿しい装飾に悪い流れも管を巻き 暗い顔して壇上に

嘲笑、皮膚は被れ引っ掻いては伝染る

相手に相応しい対応するマスコミは啼く

今、私は何に見えているのか

見透かすように塗りたてられた遠い存在に汗を掻かせ祟る。



私達は雨風が凌げれば逸れで余暇った

寄り架かれば背中に羽は這えり幽鬼の翼とも。

影を刺し殺す為後方に酷く重く槍を背負う

面白くも哭く ですから愛で織られた簔を提げ

視界に庇って終うの柔こい厚みを信じ

誰とも判別不能の手を盗って幸をします


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