第16話 機械技師と歯車の花

          アンティーク

タイム 「はぁ・・・」

ニッケ 「どうしたの?」

タイム 「我がバンガと戦った時気になる事言ったのだが、・・・まあ関係あると言えば我とニッケだな」

ニッケ 「なんていったの?」

タイム 「確かこう言ってたな。”お主がもしわしの家計ならその”ブラッドバブル”以上の力を秘めてるはずじゃ、その事わすれるんじゃあないぞ”ってな」

ニッケ 「つまりもし貴方がバンガの血引いてるならその能力超える・・・ですかね?あ、そうだもし貴方が起きたらこの花渡してくれってバンガから言われたの」

タイム 「なんだ?」

ニッケ 「こちらです(スッ)」

タイム 「おぉ・・・綺麗な花だな。でもまだなんか少し思い出すな・・・」

ニッケ 「何が?」

タイム 「過去・・・か?確か2階に何かあったかもしれないか・・・少し席外す」

ニッケ 「分かりました」

            アンティーク2階 タイムの部屋

タイム 「・・・これか・・・なんか懐かしいな・・・」

              1階

タイム 「あったぞ」

ギア 「何見つけたの?」

タイム 「これだ(スッ)」

ギア 「ペンダント?」

タイム 「あぁ・・・思い出してな・・・なんかバンガと我似てるような感じだが実は家族なのだ」

ニッケ 「家族の1人がヴァンパイアなのは気にしないの?」

タイム 「気にしないな」

ニッケ 「スゴイ家計っぽいわね」

タイム 「何かの縁でこの花渡したのだろうか・・・この銀色の歯車の形をした花は・・・」

ニッケ 「その銀色の歯車の花の花ことば「綺麗な心」ね貴方の事言ってたのかしらね」

タイム 「はぁ・・・」

「おい・・・その花何デ飾っテるんだ?」

タイム 「変化・・・これなんか我の家計の花らしいのだ」

変化 「家計ノ花?」

タイム 「あぁなんかバンガが言ったことだともっと強い血の力が必要なのかもな」

変化 「もっと強イ力カ?なら私が持ってル力全て与えたラまずいだロ?」

タイム 「確かにな変化じゃなくなるしなそれじゃあ」

「”殺戮の変化”って呼ばないだろうしな?」

3人 「え?」

「我アンティークの店主のタイムでもあるしマフィアのボスのワールドでもあるからな?」

ニッケ 「要するに1人2役?」

ワールド 「まあなでもその片目の能力はニッケと同じ能力だからな?」

ニッケ 「ブラッドアイ・・・」

ワールド 「バンガが使ったブラッドバブルはバンガしか使えない技らしいのだ」

ニッケ 「じゃあ私達の力は自力で開花しなさいって事?」

ワールド 「かもな」

ギア 「さあ客待つか」

タイム 「(スッ)そうだなさて担当の者出てくるかが問題だな。」

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