就活がつらい

第4話 インターネットがつらい

苦しみに浸る就活生はしばしばインターネットへと入り浸る。そして「面接 合否 フラグ」「面接 落ちた 特徴」などを調べて勝手に落ち込む。そうです私のことです！！！！

いやお祈りフラグってなんだよ。

「丁寧な対応で褒められる」

「素っ気ない対応でこちらに興味がない」

この両方が落選のフラグとして言われてるんだもう何も信じられない。

私だって知ってるよ？ 面接官によって違うんだろうなってことくらい。企業の方針によって違うんだろうなってことくらい。

知ってるけど不安じゃん！！一刻も早くこの地獄から抜け出したいじゃん！！！

不安の塊なの！！安寧を求めて荒野を彷徨う獣なのこっちは！！

見なきゃ良いことを知っていながら見てしまう、これこそインターネッツの本質よ。そして不安が煽られて負のスパイラルに陥る。これで吐き出す場所さえなかったら捨て身のタックルで地下鉄を小一時間止めだしたりしちゃう奴もそら出てくるわなと思ったり。

就活生を惑わせているものは不安感だとやっと実感した。自分が否定されるというのもあるかもしれないけど。誰も助けてくれない上に周囲は煽るだけ煽って放置かましてくるとか光の面が出てこない。

あとお祈りメールすら出さない企業、お前らはなんなの？ 面倒なのは分かるけど印象最悪だからな？ いやお祈りメールを出さない方針なのは百歩譲っていいとして、なら最初に合否の結果がどれくらいで来るか言え。

あとTwitterとかで「そういった就活の体験もあとから小説や漫画のネタ！ 企業説明会とか私も行きたいな」とかほざいてる奴。

ネタに出来るわけがないだろうが。そんなに就活したいなら今すぐ今のお前の安穏とした地位捨てて勝手にしてろって話よ。

まあ言わないけど、SNSも会社から見張られてるって噂だし。