親友と思っていた奴に殺されたが他の身体に乗り移って生き残った件

いるか

日常

「なんでなんだよ.....。なんで君なんだよ!僕は、、、僕はこんなにもミーシャのことを愛しているのに。何で選ばれるのは僕じゃないんだ!僕が選ばれないなら君を殺して無理矢理にでも選んでもらうよ。だから僕のために死んで......」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜




朝起きると今日見た夢を思い返す。親友に殺される夢を見たのだ。

まぁそんなことはないだろう。なんせしっかりと躾けているからな。おっと失礼、うっかりしていた。こんな奴のことを考えていたせいで読者様を待たせてしまったではないか。というわけで俺の自己紹介をしようと思う。俺はウル。自分で言うのもなんだが完璧だ。顔立ちは整っており、魔法の才もある。さらに頭まで切れるときた。まさに完璧。まだまだ俺のいいところはあるが俺の自己紹介はこのくらいにしよう。



バタン。急にドアが開き、銀髪の少女が入ってきた



「ちょっと早くしなさいよ〜。ジンユウが待ってるでしょ!ほら早く」



そしてこの女はミーシャ。顔はかなり整っており、村の人気者だ。俺の幼馴染にして俺の所有物だ(自称)


「ってか、自称とか入れてくんじゃねえよ。このクソ作者が!」


「へんなこと言ってないで早く行くわよ」


「俺に命令すんじゃねえ」


「あーはいはい、早く行きますよー」


「だから俺に命令するんじゃっ、、」


「あぁぁ。もうほんとめんどくさいわねアンタ」


「とっとと行くわよ!」


俺にはしっかり伝わっているぞ。俺が好きすぎてこんなにも怒ってるいるのだろう。まったく罪な女だ。俺を独り占めしたいんだろうが生憎俺は独り占めされるつもりはない。まぁアイツがどうしてもというのなら考えなくもないがな。と、まあそうこう考えてるうちに目的の場所についた。目的の場所というのは親友(仮)の家だ。コイツの家は金持ちなのでこの村には合わないような豪邸に住んでいる。なんでも元貴族らしい。家の門の前で立っていると親友(仮)のジンユウが来た


「いらっしゃい」


俺的にコイツにお世話になりたくないのだがミーシャが行きたいというから仕方なく付いてきた感じだ。

そんなことを考えている間にミーシャたちは家に入っていたのだ。俺はすぐにミーシャをアイツの魔の手から救った。その時のミーシャは怒っていた感じもしたが気のせいだろう。なんせミーシャは俺に気があるからな。あんな俺の下位互換には恋なんてしないだろう。と、まあこんな感じで俺たちの日常は平和に続いていくのだろうな。



そう、この時はそう思っていった。しかしまさかあんなことになるなんて、、、、

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