第116話 婚約会見を開こう
ユリカ:ヤッホ〜イ、ユリカだよん♪皆んなは前々回ネネちんが結婚会見とか言ってたの覚えてる?アレ素で間違ってんからね、決して
魔界時間15:33 帝王都サタンヘイルダム中枢区画 五つ星ホテル記者会見場
ユリカ:お〜、お〜物凄い数の液晶モニターが浮いてるねぇ。コレ全部報道関係者なんだよねぇ。
記者A:ムネミツ皇国に次ぐ婚約会見ですが、今のご気分を一言。
ネネ:まぁ、アタシとしても
記者B:同性婚との事ですが、妊活はどの様にお考えですか?妊娠するのはやはり皇后様となられるヴァネッサ様でしょうか?
ネネ:それについてはリバイアス国際医科大学でアタシの精密検査の時に妊娠適性検査をしたのでその結果待ちでして、今の所はまだお答え出来ませんねぇ。
記者C:お子さんは何人欲しいですか?
ネネ:まぁ、月並みで言えば野球チームが出来るくらいってところでしょうが、アタシとしては2人が良いかと思っとります。
記者A:新婚旅行は何処をお考えですか?
ネネ:ヴァネッサさんと相談してブライダリア帝国は惑星ハネムンのリゾートエリアをと考えております。
記者B:式はいつ頃をお考えですか?
ネネ:アリス先輩達との約束があるから超巨大大国へ昇格した後とヴァネッサさんの合意のもとで決めました〜。
記者C:サキュバス族は強力なフェロモンを持ってるので言い寄る方がいるのではないですか?
ネネ:それがそうでもないんよねぇ、アタシのフェロモンは並のサキュバス以下だからその心配はないねぇ。もしそちらの記者さんの言う通りなら今頃は記者会見どころじゃないっしょ?
記者C:確かに仰る通りですね♪
???:サキュバス族を含む淫魔族は
ネネ:・・・そんな事ないっしょ〜♪
ヴァネッサ:今の間は・・・何?
ユリカ:うわぁ〜、禍々しいオーラ出てる上に目が笑ってない。ネネちん、今の間は良くないよ〜。
ネネ:誰だ、いらん事言うのは!
変装を解く雅
ネネ:おっふ!
捕獲された宇宙人の様に2人に連れて行かれるネネ
ネネ:ちょ、2人とも何処へ連れてくのさ!
ヴァネッサ:・・・
雅:・・・
ネネ:いや、無言はやめて。その謎の笑顔が逆に怖い!
記者会見場を出ると・・・
ネネ:やめて止めてやめて止めて・・・イーーーーヤーーーッ‼︎
記者一同:・・・合掌。
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