第50話 狭間の決闘(中編)
ユリカ:作戦を一部変更してビッグバンレオを浄化するため境界宙域に着くとそこに居たのは大口開けて寝てるバカでかいライオンだったよ。改めて見るとエゲツないくらいデケェよ。
境界時間18:00 作戦宙域 ディメスティア帝国皇族専用艦
リタ:おっきいね〜♪
ネネ:うん、おっきいね。そしておっかないね、アタシあの中に入んの?
リタ:寝てるね〜。
ネネ:うん、寝てるね・・・あれ?おかしいな、涙で前が見えないや。
ユリカ:骨は拾っちゃる。
ネネ:死ぬ前提で言うな!てか死なんわ!
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ユリカ:え?『他人事の様に言ってるけどユリカも行くんだよ』って、まったまた〜♪
空間転移するユリカ
ユリカ:へ?
ネネ:ようこそ
ユリカ:ちょっ!私、ナレーター!関係ないから!
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ユリカ:何々?『この番組のナレーターやるからにはこれも宿命、諦めろ』だと?ふっざけんな‼︎
涙を浮かべながら優しく微笑みポンと肩を叩くネネ
ユリカ:フッ、覚えときな。これが芸能界ってやつさ。
真っ白になった2人は甲板の先端に立つ
ネネ:ごらん、アタシ等はアレの腹ん中に行くんだよ。
ユリカ:うん、そうだね。私さ、生まれ変わったらアオイ先輩のお嫁さんになるんだ〜。
ネネ:アタシはさ〜、この理不尽な世界じゃなきゃ何でも良いや〜。
ユリカ:アハハハ♪
ネネ:ウフフ♪
ブリッジから眺めるリタ
リタ:お姉ちゃん達どうしたの?
雅:ププッ!人生楽しくて仕方がないのですわ・・・ブフッ♪
幸子:笑っちゃダメですよ・・・プククッ♪
リタ:ふ〜ん。
オペレーター:フルムーンラビッツ、ブラックホールベアード作戦ポイントに到達!
ネネ:さ、行きますか。
ユリカ:そだね。
振り返りキメ顔をする2人
ネネ&ユリカ:これが女の生き様だ!
ベアード:オメェ達準備はええダスか?
ネネ&ユリカ:おうよ!
ラビッツ:じゃ、いくっキュよ〜。
ブラックホールベアードが入り口を作りフルムーンラビッツが道を作る
ネネ:いざ!
ユリカ:突入!
リタ:待って〜、リタも行く〜!
落ちていた2つの指輪を拾う幸子
幸子:これは?
雅:あらあら〜、これは面白くなりそうですわ♡
幸子:これは何ですか?
雅:これはですね・・・
幸子に耳打ちする雅
幸子:まあ!それは楽しくなりそうですね♡
ネネ:うおっ!
ユリカ:むおっ!
ネネ&ユリカ:な、何か嫌な悪寒が。
リタ:レッツゴ〜ゴ〜♪
ネネ&ユリカ:まっ、いっか。
後編へ続く・・・
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