第6章 人物紹介&用語解説

■人物紹介

●魔女

・千鳥 (クイナ・カレンデュラ)【追加情報】

 姉にツバサとアゲハを持つ三姉妹の三女。年の離れた姉を持つが故にとても甘えん坊。活動は一切していないが、ワルプルギスに名を連ねている。

 約七年前に『魔女ウィルス』に感染し、姉たちに助け出されるようにして人里を離れ、以後は姉たちと共に放浪の日々を過ごしていた。

 姉妹揃って『魔女ウィルス』に感染してしまったと思っていた彼女だったが、実際その時に感染したのは彼女一人であり、二人の姉の感染は放浪生活の最中。つまり彼女からの感染の可能性が大いに高い。

 姉たちの思惑通りツバサをアゲハが殺したと思い込んだ彼女は、アゲハの罵倒も合わさって居場所と現実から目を背け、以降一人だけの孤独の日々を過ごすことになった。

 そこに姉たちの思いやりが込められていることに気づくことができず、元来の自分本位な性格も相まって、彼女はただその日自分が生き残る事だけを考えて生きるようになった。

 そしてロード・ケインとの邂逅により、彼のスパイをすることとなり、また同時に名だけ所属していたワルプルギスとの二重スパイをすることとなる。

 自分が生き残るためには、言われることをただこなすしかなかった。

 ケインの指示通りナイトウォーカー暗殺のため世界を渡り、慣れない異世界を彷徨う最中夜子に拾われ、一応予定通り懐に潜伏することに成功する。

 しかし同じ時を共に過ごすうちに夜子との日々に充足を覚えるようになり、元々使命感の類がなかった彼女は、ケインやワルプルギスから気持ちが逸れていった。

 ずっと一人だった彼女はアリスと出会ったことで友達や居場所を手に入れ、本格的に双方の思惑に反する気持ちが固まりつつあった。

 そんな最中、ケインからアリス殺害の追加指示を受け、自分に与えられた役割と存在の意味を再認識した彼女は、アリスや夜子の元を離れる選択をしたが、アリスに呼び止められ共に抗う覚悟を決めた。

 しかしケインの策略によって、スパイである彼女の存在を晦ませるためにアゲハが焚きつけられ、彼女の仕事を肩代わりして現れた。

 友達を想い守りたいという気持ちと、姉からの無限大の愛が彼女を板挟みにし、しかしアゲハの死と共に語られた真実と愛が彼女に姉妹のために戦う覚悟をさせたのだった。

 アゲハとの戦闘中転臨へと至る。背中から雷鳥の白翼を生やす。彼女が得意とする電撃の魔法をまとうことで、それは髪の色と同じく金色に眩く輝く。

 ※章冒頭にて彼女がアリスをワルプルギスのアジトに案内できたのは、暗示と結界の隙間を縫った裏技などではなく、彼女がワルプルギスのメンバーでありアジトに関連する人物だったため、単純に内部の人間として誘うことができただけ。


・ツバサ・カレンデュラ

 約半年前に死亡。享年二十八歳。

 アゲハ、クイナを妹に持つ三姉妹の長女。ダークブロンドの長髪を持つ、温厚で大人しい女性。

 普段はゆったりと落ち着いた柔らかな女性で、常にふんわりとした笑みが絶えない。しかし窮地になると身を呈して妹たちを守る決然的な行動力を持つ。

 約七年前妹のクイナが『魔女ウィルス』に感染したことを知った彼女は、妹を家族と周囲の人間から守る為、その手をとって逃亡することを即座に決断した。そこに、魔女に対する嫌悪や恐れは一切なく、ただ妹を想う愛情だけが彼女を突き動かした。

 次女のアゲハと共にクイナを連れて放浪の日々を過ごし、自身も約一年後には『魔女ウィルス』に感染して魔女となってしまう。

 しかしそれ以前にクイナには心配をかけまいと、同時期に魔女になっていしまったと言っていた為、嘘が本当になっただけだった。

 現在より約半年前、姉妹の中で一番適性が低かった彼女は『魔女ウィルス』の侵食に耐えられず肉体の限界を迎えよとしていた。しかし万が一にもクイナに責任を感じさせないように、ウィルスの侵食による死ではなく妹のアゲハの手による死を望む。

 その際、以後のクイナの全てをアゲハに託し、彼女はその手によって最期を迎えた。


・まくら【追加情報】

 先日の一件以降、カルマによる眠りの呪縛から解放された彼女は以前よりも奔放な少女になりつつあった。

 カノンから自身にまつわる話、魔女であることやカルマのことを聞かされ様々なことを自覚する。

 しかし精神的にまだ未熟であることや、自覚しても尚自分自身としての経験がほぼ皆無な為、魔女でありながらまだ自らの意思で魔法を使うことができない。

 しかしロード・ケインの来訪でカノンが自分を守るためにピンチに陥っている光景を目にし、自分もカノンを守りたいと戦う力を願った。

 その時、彼女の心の中に刻まれた夢の中の友達だったカルマと、話に聞いた凶悪なカルマが彼女の戦うイメージと合致し、その結果カルマを生み出す魔法が作動した。

 以降自分の意思によって、眠りと共にカルマと意識を切り替えることができるようになる。

 しかし二人はお互いが眠っている時の記憶を共有せず、またお互いにコミュニケーションをとることはできない。


・カルマ【追加情報】

 一度はアリスとカノンによってその存在を消された彼女だったが、まくらに願われたことで再び形を得た。

 彼女が消滅したのは『真理のつるぎ』によって形作る魔法を打ち消されたからであり、その存在の概念を破壊されたわけではなかった為、再び願われ魔法が行使されれば再誕は可能だった。

 しかし厳密にいうと以前の彼女とは別の存在であり、同じ設計図を用いて作り出された別個体のようなもの。

 それ故に基本的な破天荒な性格は共通だが、以前のような残忍さはない。しかしカルマという概念の本質は同じため、一つの目的に対する一直線ぶりは変わらない。

 別個体であるため、以前の記憶は残っているが他人事にように認識している。それは心が新たに形成されたため、やはり以前の彼女とは別人だから。

 しかし同じまくらという身体とカルマという設計図を用いているため、他人事のようではあるが自身の記憶として馴染み思い返すことができる。

 それは、記憶とは心と肉体が溜め込むものであり、心が生まれ変わっても肉体に宿る記憶があればそれを思い起こすことができるから、という理由もある。

 生まれ変わった彼女は基本的にまくらが友達を守るために戦闘を望むと表に現る。

 普段はカノンに対してちょっかいをかけて遊んでいるが、必要な時は素直にカノンのいうことを聞く。その辺りはまくらの望みに忠実である。

 以前と同じくまくらをなによりも大事に思っているが故に、まくらの気持ちよりも、まくらが一番大切にしているカノンの身が安全であることが第一だと考え、カノンに逃亡を持ちかける。

 しかしカノンが戦う道を覚悟すると、まくらの気持ちを尊重し共に戦いに挑むことを決めた。


●ワルプルギスの魔女

・アゲハ・カレンデュラ【追加情報】

 三姉妹の次女で、ツバサを姉に持ちクイナを妹に持つ。

 姉妹のことを何よりも愛していた彼女は、妹のクイナが魔女になったことをきっかけに、姉のツバサと共に妹を連れて放浪の生活をする道を選んだ。

 その過程で自身も『魔女ウィルス』に感染し、妹と同じ魔女となる。

 姉妹揃って放浪の旅を続ける中、彼女は姉妹の為にこの現状を打開したいと思うようになり、その結果レジスタンス活動に参加するようになった。そしてワルプルギスへと加入することとなる。

 みるみるうちに衰弱していく姉ツバサの想いに応え、苦悩の末安らかな死を与えることを覚悟する。

 しかしどんなに覚悟したとはいえ、愛する姉を手にかけたショックは大きく、戸惑い気が狂いそうになっているところをクイナに目撃されてしまう。

 元々汚れ役を買って出たつもりだったが、それによって半ばパニックになり、うずまく感情を抑えきれずに妹に対する恨みつらみを口にしてしまう。それによってクイナとの亀裂が決定的なものとなってしまい、以降二人は長い間顔を合わせることがなかった。

 それでも妹が生きてくれればいいと遠くから見守ることにし、ワルプルギスとしてレジスタンス活動に精を出していたが、そんな最中にロード・ケインと邂逅する。

 彼から、クイナの命の保証と引き換えにナイトウォーカー殺害の依頼をしたという話を聞いた彼女は、妹にそんなことはできないしさせられないと、代わりにその仕事を実行することを決めた。

 ワルプルギスの方針や目的よりもクイナの身の安全が最優先だった彼女は、その時点で組織を裏切ってでも目的を成す覚悟をしたのだった。

 自分の気持ちを正直に話すことができない元来の性格と、妹が自分とは違うところでのうのうと人に囲まれている姿を目にし、苛立ちを募らせながらも、しかしやはり妹を呪縛から解き放つ為アリスたちを殺そうと襲い掛かる。

 全ては妹の命の保証の為、そして友達を手にかけるという重みを妹に背負わせない為の彼女の愛だった。

 多くの邪魔が入り予定通りにことが進まないことに焦った彼女は、未熟な身でありながら擬似再臨に手を伸ばし戦いを挑むも、体が持たずに崩壊し、クイナの腕の中で死を迎えた。朽ちた体は塵も残らず全て消え去った。

 擬似再臨によってその肉体を異形へと変貌させた彼女は、蝶の羽はそのまま、体躯が一回り大きくなり、全身を昆虫のような無機質な白い肌が包む。

 金色の触覚が生え、腕は四本に増え、目は複眼、口はこめかみまで裂け大きく広がる。

 プラチナブロンドの髪とその流線的な女体、そして胸元と太腿の蝶の紋様だけが彼女らしさを示していたが、その見た目は完全に怪物のようだった。


・ホワイト / 白純しらすみ 真奈実まなみ【追加情報】

 ワルプルギスのリーダーとして同志を束ねている彼女だが、レイに個人的な感情を抱いているであろう言動を匂わせている。

 レイ自身それは自覚するところであるようだが、その想いの矛先はレイの思惑とはやや逸れつつあるように見える。

 姫君が予定通り帰還しなかったこと、そしてレイへの個人的な想いを胸に、計画敢行を図る。

 始祖ドルミーレの勅使『純白の巫女』を名乗ったが、仔細は不明。


●魔法使い

・カノン【追加情報】

 先日の一件以降、夜子の援助を受けて加賀美市内の街外れに部屋を借り、まくらと生活を始めていた。

 基本的には夜子の仲介の元、こちらの魔女のコミュニティの仕事を斡旋してもらいなんとか生計を立てていた。

 数日はまくらと共に穏やかな生活を送っていたが、ロード・ケインの来訪により一変する。

 魔女狩りを離反した罪を見逃した代わりに、夜子暗殺を企むスパイの補助をするよう持ちかけられるが一蹴し、殺されることを覚悟して立ち向かうことを選んだところにカルマが再誕。それに意表をつかれたケインの隙をついてなんとか逃げ延びた。

 しかしケインがアリスに対し何かを企んでいる事を知った彼女は、アリスがアゲハに狙われていることに気づき、アゲハこそがケインのスパイだと断定し、その目的を阻止するべく参戦した。

 友達であるアリスや千鳥、そして恩義のある夜子を守る為、そして自らの責任と因縁にケリをつけるためにケインと相対することを決めるが、カルマに唆され一時は離脱と逃亡を考えた。

 しかしまくらに諭され改めて覚悟を決めケインに挑むも、自分は彼の駒に過ぎず、便利に使われていたのだと気づく。

 自身を弄び、そして友達の命を奪わんとするケインに戦いを挑むが敵うべくもなく、自分が今一番するべきはアリスを守ることだと気づき、共にアゲハに立ち向かった。

 以前の出来事があるカルマの存在に複雑な気持ちを抱いているが、まくらの意思があるために蔑ろにはできず、乱暴に扱いつつも肩を並べる。しかしまくらに由来することもあってか信頼はしており、戦闘においてはその力をうまく使い連携をする。

 魔女狩り時代のコードネームはC9シーナインであり、魔法使いとしての素質は平凡で、魔法の実力もあまり高くない彼女。

 しかしこと接近戦とそれを補助する魔法に特化しているため、戦闘能力という点においては大分高い部類に入る。


・ロード・ケイン【追加情報】

 普段は飄々としており、人の良さそうなニヤケ顔を浮かべている彼だが、その心のうちでは様々な思惑を巡らせている。

 彼の基本スタンスは「なるようになる」だが、しかしどの道に転ぼうがその道の最善となるようにあらゆる可能性に対して手を打つ人物。

 魔女狩りの方針に対しても同様で、一人の魔法使いとして一般的に姫君の力が必要だと思っている反面、旧知の友であるデュークスの計画も支持する一面を見せる。

 魔法使いとして、魔女狩りとしてのプライドや信念がないため、つまるところ彼は魔女という存在がいなくなればその手段はなんでもいいと考えている。

 それ故に姫君の生死にこだわりはなく、もちろん魔女掃討の手段や工程にも興味はない。その為どちらの方法でも事がスムーズに進むようあらゆる策を打つ。

 クイナと出会い、その孤独とワルプルギスの末端にも満たない立ち位置に価値を見出し、命の保証を交換条件にスパイと暗殺を持ちかける。そしてそのカモフラージュのため、大立ち回りをするであろうアゲハにそのことを伝え、彼の予想通りアゲハは派手に行動を起こした。

 そのカモフラージュに信憑性を持たせるため、都合よく世界を渡り姫君や夜子に接触していたカノンに目をつけ、彼女を誘い込むことで情報を断片的に流した。カノンがこの時点で話に乗ればそれはそれでスムーズではあったが、彼はその可能性は低いと踏んでおり、事実その通りだった。

 彼にとってカノンは、ただそこにいるだけであらゆることを誤認させることができる便利な駒でしかなく、自陣に下らなくとも十分すぎる役割を果たすものだった。

 アリスたちによってアゲハが打ち倒され、それを受けて千鳥が覚悟を決めるだろうというところまで、全て彼の想定内の段取りだった。しかし、千鳥の行く末はアリスを打ち取りか、はたまた返り討ちだと踏んでいた為、その和解は予想外だった。

 デュークスの手助けとなる姫君抹殺と、目の上のたんこぶであるナイトウォーカー抹殺の計画は失敗に終わったが、彼にはまだ様々な策が残っているようにも見える。

 今も尚、彼は中立の立場から姫君奪還と抹殺、両方を支持している。


花園はなぞの ひいらぎ / ホーリー・ライト・フラワーガーデン【追加情報】

 約五年もの不在から帰還した彼女は、アリスと共につかの間の平穏を楽しんだが、愛するものの為動き出した。

 長期間の不在は、デュークスの『ジャバウォック計画』による世界の綻びの調査と対策の為。

 その計画の進行を阻止するべく『まほうつかいの国』に舞い戻り、君主ロードの会議にて議題にあげるが、理想の結果にはならなかった。

 しかし表面上とはいえ進行を妨げることができた為、彼女は気持ちを切り替えて次の手に移る。

 フラワーガーデンの家名は魔法使い最古の歴史を誇るようだが……。


●友人

守谷もりや はじめ【追加情報】

 こちらの世界において普通の高校生であり、アリスの幼馴染である彼。

 しかし魔女となった晴香からアリスのことは聞き及んでおり、その事情をある程度把握していた。

 しかしあくまで何でもない日常を送ってもらう為、事情を知っていることを告げず、普通の友人としてアリスの側にい続けた。

 しかし晴香の死を経て、更には苛烈な運命に身を投じていくアリスの姿を見続けていく中で、その身を案じ、晴香から託されたお守りをアリスに受け継ぐ。

 このお守りが、晴香が自身の存在をなかったことにする為の魔法から彼を守っていた。

 また、アリスが記憶を取り戻し過去の感情に飲み込まれそうになる中で、氷室の声をきっかけにこのお守りに込められた想いが心に届き、この世界に繋ぎ止めた。


●その他

・クリアランス・デフェリア【追加情報】

 同族である魔女からもその存在を疎まれ、狂気の魔女として語られる。

 しかしレイいわく、アリスに好意を寄せ大切に思っているとのこと。過去に出会いがあったようだが……。

 以前ロード・スクルドと相対した際に瀕死の重傷を負い姿を晦ませていたらしいが、傷が癒えたのかレイやカノンたちの前に姿を現したらしい。

 レイ及びワルプルギスに『ジャバウォック計画』の存在を伝え、そしてカノンたちにアリスのピンチを伝えた。

 五年前にはレイと共に鍵の強奪に参戦し、また以前カルマにワルプルギス加入を勧めたのは彼女だという。

 またシオンとネネ姉妹とはまた別の因縁がある模様。

 その実態、及び目的は未だ不明。




■用語解説

・擬似再臨

『始まりの魔女』ドルミーレを崇めるワルプルギスは、その復活、再臨を目論んでいる。再臨とはドルミーレを再びこの世に形作ることを指す。

 転臨したことによって人間よりも上位の肉体を得た彼女たちは、自身を満たしている『魔女ウィルス』を活性化させ、より肉体の位をあげることでドルミーレに近しい存在へと昇華することが理論的に可能である。

 それこそが、ドルミーレの模倣、自らの肉体を用いた偽りの再臨もどき、擬似再臨である。

 本来は時間をかけて自らを成長させることで至る、彼女たちの最終的な、究極的な目標。しかし今回アゲハは一時的な力を求める為強引にその扉を開き、始祖の冒涜とも取れる不完全な擬似再臨を行った。

 本来魔女とはドルミーレ個人を指す言葉であり、それは同時に人間ではないものを指す言葉でもあった。故に転臨を果たした魔女はその肉体が人のものではなくなる為、その力を解放すると肉体の一部が異形と化し、擬似再臨においてはその全てが異形と化す。

 アゲハのそれはあまりにも不完全であり、かつそれに至るほどの実力を持っていなかった為、肉体がその変化に耐えきれずに崩壊するに至った。

 その崩壊は通常の魔女がウィルスに食い潰されるのと同じく、肉体が崩壊と再生を繰り返し、やがて細胞が死滅し跡形もなく消え去る。その進行が始まれば、もう止める術はない。


・ジャバウォック

『まほうつかいの国』の古い伝承に登場する混沌の魔物。秩序を崩壊させる混沌の渦。全てを喰らい尽くし塗りつぶす無意味の権化。

『始まりの魔女』ドルミーレと同じく歴史の闇に葬られており、その存在自体を知る者は限られている。

 ドルミーレの伝説と何らかの繋がりがあるようで、またそれを知るワルプルギスからは畏怖の目を向けられている。

 その存在は世界そのものに悪影響を与えるとされており、またドルミーレの怨敵であるが故に『魔女ウィルス』に対抗しうる可能性があるという。

 デュークスが掲げる『ジャバウォック計画』とは、このジャバウォックを再現するものだとケインは言うが……。

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