闇の紋章使いの下剋上物語

りくお

第1話 出会い

此処は紋章使いのいる世界、紋章に選ばれし者が力を使い数々のモンスター討伐に向かう、しかし主人公のヤミは紋章に選ばれず社会を苦しんで生きていた

ヤミ「また雑用か・・・大変だな・・・」

紋章使い「ほらさっさとやれ!紋章に選ばれ無かった雑魚がよ!」

ヤミ「ちっ、調子に乗りやがって」

此処はほとんどの者が紋章に選ばれその紋章の力を使う、しかしヤミは珍しく何の力の紋章にも選ばれなかった

ヤミ「俺が紋章に選ばれていたら少しはこのくそったれな人生も変わったかも知れないのにな、なんで俺が選ばれなかったんだ!」

紋章使い「速よしろ!」

ヤミ「分かりましたよ」

ヤミは箒で外をはく

ヤミ「ちぃっ!あーあ俺が紋章に選ばれていたら人生も楽だったのにな!」

???「なら力が欲しいか」

ヤミ「え?一体何処から声が・・・」

???「力が欲しいか、と言ったんだ」

ヤミ「一体誰だ!」

???「我が名は、無い、が皆からは闇の聖霊と言われている」

ヤミ「闇の聖霊!?昔に消えたはずじゃ・・・」

闇の聖霊「我は生き残りと言った方が速いだろう」

ヤミ「まじで闇の聖霊が存在するのかよ・・・」

闇の聖霊「お前は今紋章があったらと言ったな?」

ヤミ「あ、あぁ言ったが?」

闇の聖霊「お前に力をやろう」

ヤミ「何だって!?俺に力をくれるのか!」

闇の聖霊「あぁやるさ、ただしお前に力を与えた後生きているかはお前しだいだがな」

ヤミ「え?生きているかどうか?は俺しだい?」

闇の聖霊「俺が力を与える時に絶大な苦しみが伴う」

ヤミ「そうなのか・・・キャンセルは出来るのか?」

闇の聖霊「出来んな、一度力を与えたら無理だ」

ヤミ「なら止めた、生きていたいしな」

闇の聖霊「俺がお前の欲望に呼ばれたんだ、キャンセルは出来んな」

ヤミ「俺は呼んでいねぇ!だからキャンセルだ!」

闇の聖霊「無理だ、もう時間がない、始めるぞ」

闇の聖霊は力を俺に入れていく

ヤミ「ぐぁぁぁぁ!く、苦しい!」

闇の聖霊「生きていたら力がある、運しだいだな」

ヤミ「がぁぁぁ、やっ、やだ!死にたくない!」

闇の聖霊「もうそろ終わりださよならだ」

ヤミ「がっ!い、やだ・・・・・・」

ヤミは前が暗くなった

ヤミ「うぅぅぅん・・・」

ヤミ「ん?生きているぞ!しかも手に紋章が!」

紋章使い「おい!掃除しろ!」

ヤミ「残念だな、俺は紋章に選ばれたんだ、だからお前に従われる筋合いはない」

紋章使い「何だって!?しかもそれは伝説の闇の紋章じゃないか!すっ、すいませんでした!お許し下さい!」

ヤミ「うーんそうだな俺の家の周りを掃除してくれたら良いぞ」

紋章使い「わっ!分かりました!今すぐやって来まーす!」

ヤミ「ふん!気味が良いな」

ヤミ「この調子で他の俺をこきつかった奴に復讐してやる!」

ヤミは復讐の旅にでるのであった、さぁここからヤミの下剋上物語が始まる、次は誰に復讐するのだろうかーーーーーーーーーーーー

次回 第2話 復讐の旅②

お楽しみに!


作者

この作品は今描いているメインの小説の息抜きに描いた作品です、不定期で更新します、お楽しみにしていて下さい!因みにメインで描いている「異世界勇気のはちゃめちゃ?冒険!?」も見てくださると幸いです!アドバイスや感想などは応援コメントにて言って下さると幸いですね

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