浮気を疑わない主義
部下「浮気してたら、とか気になりません?」
夜影「うんにゃ?まったく?」
才造「気にならん。」
部下「もし浮気してたらどうします?」
才造「その男を潰すまでだ。それに、夜影が浮気するとは思えん。」
夜影「それはそれでいいんじゃないの?」
部下「え!?」
才造「は?」
夜影「浮気してたら才造を惚れ直させればいいだけの話だし、才造が一途って知ってる。それに才造が好きってんなら仕方無いじゃない。仕方無いから其奴に才造くれてやって、こちとらはこの噛み傷入ってる指を切り落として、」
部下「思ったより重い!?陰で重い!?」
才造「止めろ。それ以上は言うな。」
夜影「それから、」
才造「浮気はせんが……愛情表現が足りてなかったか?」
部下「才造さんがそれを言うと犯罪臭が凄いんですよね。」
夜影「わかる。絶対破廉恥。」
才造「否定はせん。」
夜影「肯定しないで。否定して?そんでもって愛情表現は充分です。」
部下「才造さんは重いですね。」
才造「あ?悪いか?監禁してやって誰の手にも触れないようにしてぇのに任務だ何だと言って、夜影は、」
夜影「これポカッとけば記憶消してまともに直せるかな?」
部下「いやぁ、しても同じでしょうね。」
才造「おい。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます