弱点

部下「才造さんの弱点って長以外にあります?」

才造「ワシか?さぁな。」

夜影「才造はねー、意外にも可愛いものが、」

才造「おかえり。」(夜影を抱き締め抑え込み)

夜影「んにゃぁ、才造の可愛いは基準低いよねぇ!」キャッキャ

才造「じゃれるな。基準は猫とお前だ。」

夜影「あるぇ?」

部下「では、長は?」

才造「猫と同じ耳と尻尾だな。」

部下「それはただ単に長が喜ぶだけでは?」

才造「まぁな。」(夜影の耳の裏撫で中)

夜影「んんー。」(それを堪能中)

部下「普通に弱点ってあるんですか?」

才造「あるぞ。此処をこう、」(ぐい)

夜影「ひゃぁぅっ!?」(激痛

才造「して、此処をこう、」(ぐいー)

夜影「ぁっ…ぅっ……。」(さらに激痛)

才造「で、ここら辺をこう、」(ぐっ)

夜影「………………。」(脱力

才造「してやれば動かんなる。」

部下「え?え?大丈夫なんですかこれ!?」

才造「いや?まったく?暫くは動かんぞ?」

部下「なんで今やったんですか!?え、あ、本当に動かない…。」(驚

才造「因みに他の奴には効かん。ただ、やるにはコツがいるからな。」

部下「才造さん、これ、あとで怒られませんか?」

才造「怒らんが、拗ねる。」

部下「何度もやったんですね?」

才造「かなり痛いらしくてな。」

部下「わかっててやるんですね…。」

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