忍だけど猫なもので

部下「長、魚人形をふみふみしてる場合ではありませんよ!」

夜影「何かあったの?」(ふみふみ)

部下「戦へ!!」

夜影「お魚さん持っていっていい?」

部下「……お疲れなのですね、わかります。」

夜影「いやいやいや!!!その可哀想なモノを見るような目はやめて!?ごめんって!!行くって!!」

才造「魚人形持って行って構わんが、はらわた引きずり出されても知らんぞ。」

夜影「あんたは言い方が悪いよね。」

才造「そんなに大事か?」

夜影「才造にはわかんないよ…この良さが。」

才造「おっと手が滑った。」

ビリィッ!

夜影「お魚さぁああああんッッッ!!!!」


今日の戦は夜影により、すぐに決着がついたそうな。

そしてその夜、かつて魚人形であった残骸の前で蹲りながら煮干を食べる忍がいたのだそうだ。


夜影「才造減給してやる……。」

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