大事な順番
夜影「お馬さーん。」
部下「長は才造さんにはさん付けしませんよね?」
夜影「旦那だからね。」
部下「成程。」
夜影「それに、才造より主のお馬さんのが今は大事だから。」
部下「え。」
夜影「今日、才造、非番でしょ?」
部下「(この話は才造さんには黙っておこう。)」
夜影「主第一、主の所有物第二、旦那は第三って知らなかった?」
部下「では、我らは?」
夜影「主の所有物である我が忍隊は第二ですっ!あんたもね!」
部下「(才造さんに勝ったぁッ!!!)」
才造「おい、そこの。ツラ貸せ。」
部下「はっ。(死んだ。)」
夜影「才造。」
才造「あ?」
夜影「うちの部下の死に場所は、此処じゃない。」
訳:うちの部下に手を出すな。
才造「仕事は出来るくらいにしておく。」
部下「(長ッ!)」
夜影「あんたねぇ…、我が立場ってやつ忘れてない?あんた忍隊の何よ?」
才造「!!」(自分が副長であることに気付く)
夜影「あんたも例外じゃないでしょうが。お馬鹿さん。」
才造「ならいい。」
部下「長っ!」
夜影「チョロいな…。」
部下「長っ!?」
だいたいこんな感じで才造は夜影に騙されて部下は助かる。
旦那は第三だってよ、才造。
騎馬より下だってさ、才造。
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