うちの犬の話
シガ
1
突然だがうちの犬について話そうと思う。話す理由としては可愛いからである。それで十分だ。
さあ本題のうちの犬ことだ、まず名前は
次に犬種はミニチュアダックスフンドだ。まあ、百芽ならどんな犬種だろうと宇宙で一番可愛いのは確定だがな。毛の色は思わず、何度でも撫でたくなってしまうような艶の良い綺麗な茶色で、耳の先にだけ黒の色が混じっているのがまあぁ可愛い。靴下猫を軽く凌駕しているな。靴下猫も可愛いのだが百芽が圧倒的すぎるのがいけない。
毛の質感はもふもふで最高だ、どこを触っても気持ちがいい。
触っているだけで心も体も癒されるからな、一種の治療薬だ。
顔は美人さんだな他の子たちよりもうちの子方が絶対に可愛い自信がある!!
そうだ一応俺のことも紹介しておこうか、名前は
俺の紹介はこれだけでいいな、どうでもいいし。
で、こういうのは小さい頃から順番に話すべきだが、如何せん当時は俺がまだ子供だったので百芽が小さい時のことを覚えていないのだ、そう、全然、まったくもってだ!!!
絶対に!超可愛いのに!!まったく覚えていないことが本当に悔しいのだ!!!
それでも、写真見ればいいだろ?とか思うけれど、肝心のカメラが当時壊れていたのだ!くそが!!俺の写真なんてものは一銭の価値もないが、百芽の小さい時の写真は世界中の戦争をやめて、国家予算並の金を使って買う価値があるものだろうがよ!!
ちっ、無い物ねだりをしても仕方がない、話を変えよう。
とりあえずは俺が知っていることを話そうではないか、全神経を使って聞けよ?
そうだな、枕背負い歩行について話そうか。
あの時は驚いた、なんとなく百芽をみたら枕を背中に乗せながら歩いているのだから、あまりの可愛さに写真を何回も撮ってしまったものだよ、あれは家族も見ていないレアな瞬間だったな、うむ。
歩くだけではなく枕を背負ったままのびーーーーと体を伸ばしていたものだから笑ってしまったよ、その瞬間もちゃんと写真を撮ったぞ!
体を伸ばしている時に顔が小さい前足に寄るのだか、その時に前足がいつもより強く主張してそれがまた可愛いのだ!
次は枕を背負ったままうつ伏せに寝たんだよな、そしてその体勢で上目遣いでこちらを見てくるのだ!あざといがそのあざとい仕草がまたいい!!good!!!またもや写真を撮りまくってしまったよ。
「よし、今日はこのぐらいでいいな」
何も考えずに小説じゃないものを小説投稿サイトに投稿しているが、まぁいいだろうどうせ読むのは少数だ。
少し過剰表現し過ぎたかもしれないが、許容範囲内だ別に問題はない。
「さて、投稿完了っと」
カチッとマウスを押すだけでこの小説の紛い物は多くの人間の目に触れることになる。
不安もあるが、少しだけでも褒めてくれる人たちがいるかもしれないと期待し、柄にもなくドキドキしてしまっている。
「これで俺も一端の文字書きだな」
文字だけでちゃんと百芽の可愛さは届くだろうか、それが心配だ。
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