悪魔と人は紙一重 CannedHunting
Cecile
第1話
つい最近知った、アフリカのキャンドハンティング canned hunting。野生動物を飼育して、それを狩猟させる。そうしたスポーだ。 海外から沢山の金持ハンターが、大金を出して此処に狩りに来る。その施設に何週間か泊まり、豪遊しながらそこで獲物を狩る。 野生動物は何種類かいて、肉食動物が草食動物よりも人気がある。特に百獣の王、ライオンだ。そして、特に白いライオン。草食動物では、金色のヌーだ。こうした希なタイプだと、もっと金額が高い。 こうして動物が、只楽しみとして狩られる。囲われた広いその施設内の土地を、客のハンター達が、逃げる動物を追い回し殺す。囲われている為にそこから外ヘは出られず、必ず撃たれて死ぬ。そしてその狩った屍骸の横や、上に跨がって、嬉しそうに写真を撮る。満面の笑みで、記念写真を。 中には比較的、若い女性ハンターもいるので、自分としては驚く。その屍骸は剥製や毛皮にしたりもするらしいが、何がそんなに嬉しいのか?…正に悪魔だな。そう思ってしまう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます