236章
クロエの体から
「アン……聞こえる? あたしだよ……」
アンはその声をよく知っていた。
……もしかして、マナなのか?
アンの
そして、その
「バカな!? どうして、どうしてなの!?」
そして、彼女の体から
「アン……立つんだ、アン。お前はどんな
……キャス……?
「ああ、あのときも……俺が
……シックス……?
「へぇ~そんなことがあったんだ。ボクが
……クロム……?
そして、
「みんな……生きていたのか……」
アンはその
「アン……」
その声と共にアンの体へ
……ロンヘア……なのか?
アンを
その
「みんな、君がしてきた
それから、さらに光の
「お前の
……ルーザー……そうか……みんな、私の近くにいてくれたんだな……。
「そうだよ、アン。ぼくはずっと見てきた……。きみが子供のときから誰かのために戦ってきたのを……ずっと見てたよ」
……ニコ……お前も……。
「本当は戦うことが好きじゃないのに……。それでもずっと……ずっと……。きみのその優しさが今みんなを動かしているんだ」
アンは抱いていたニコを優しく
「チッ!! さっきラスグリーンが何かしたのか!?」
クロエが
「だけど、いくら
クロエは、巨大なエネルギーの
そして、第2撃――。
「お
クリアの
その刀は2匹の犬の姿をした
クロエはまた表情を
「でも、それじゃもうあなたを守ってくれるお
そう言うと、クリアに向かって無数の
「
アンの
そんな
「クリア……
彼女の姿を見て
そのとき、前に
そして、声が聞こえてくる――。
「アン……」
「……クリア……どうして私なんか助けたッ!?」
アンが
「私はあなたに
「クリア……」
「さあ、アン。戦って……そして、いつものようにみんなを――世界を救って……。あなたならできるでしょう?」
クリアの声――。
その言葉が終わると、アンを包んでいた
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