徒然なるままに

@yutaka4126

批判コメに悩んでいる方へ点数をつけましょう。

 さて、今回エッセイという形で自分の想いを語らせていただきたいと思います。今回このような記事を書こうと思った切っ掛けというのが数日前のツイッターでの出来事でした。


とある小説家の方が感想コメントで酷い中傷を受けたと感想のコメント内容をさらしている内容になります。

正直なところ、いくら感想が酷くてももらったものをSNSなどでさらしあげる行為はあまり好きではありません。

実際に批判コメントを見ましたが内容は酷いというのは本当でした。作家さんにとっては名誉毀損に当たる内容だとも思っています。それならば、まずすることはSNS上でさらすのではなくサイト運営に通報するのがベストではないでしょうか??


そもそも、作家さんはベストセラー作家であってもいわれのない誹謗中傷は当たり前にあります。作品が売れれば売れるほど悪態をつく方も増えるのです。批判とは一種のステータスでもあるのです。誰もが好いてくれるそんな作品はこの世に存在しません。なので批判に対してその都度、悩んでいても仕方がないことですし、SNS上でさらしたことで何にも解決しないのです。


では、作家さんはどうすればいいのでしょうか??

まず、認知するという行為自体の意識を変えていく必要があります。

認知という言葉をウィキペディアで検索していただくと『心理学などで、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと。』とでます。

例を挙げるなら、たとえば熊のぬいぐるみが対象物として考えたとき、それを目で見たり、触ったりすることで熊のぬいぐるみなんだということが判断できるようになりますその過程を認知と指します。類義語で言えば意識ともいえるでしょう。


この認知に対する意識を変えることで批判を受けたときに感じるストレスが軽減されるようになるのです。


それは『メタ認知』といいます。


メタ認知とは??

メタ認知とは、自分が感じていることや考えていることを、より高い位置から俯瞰して捉え、行動を制御することができる機能のことを指す。これにより、批判を受けた時の一時的なストレスに振り回されず、自分自身の感じ方や考えを振り返ることのできる。


それでは批判についてこのメタ認知を使い四つに分けて思考していこう。


1、批判を「正当」と「理不尽」に分類

 批判には、「正当なもの」と「理不尽なもの」がある。つまり批判された対象を「修正・改善できるかどうか」だ。例えば、「誤字、脱字が多すぎる」といった批判は正当な批判とも言え改善に向けて努力をすることが出来る。

 それに対して「書籍していなくてつまらない。」などのどうにも改善することが出来ない理不尽な批判などがある。荒らしと呼ばれる人たちも理不尽な批判に該当するだろう。

 ここで作家さんに受け止めてもらいたいのは前者だけだ。理不尽な批判に関してはなかったものと扱うだけでストレスは軽減される。


2、批判の元となる価値基準を理解する

 批判の多くは、何らかの価値基準を元に展開される。その基準が理解できれば、修正・改善の方向性が見えてくる。ただし、物語の好みなどもあるためあくまで傾向を確認した上で受け止めるかどうかの判断材料としていただきたい。


3、批判者に疑問をフィードバック

 批判が曖昧だと感じたら批判者に疑問をフィードバックし、明確にしよう。例えば、「お前の話はくそだ」と言われたら。どこがどうクソなのか。相手に明確に批判してもらうことが大切だと言うこと。 例えば、「わたしの話を改善するために具体的にどこがクソなのか教えてください。」と問いかけるべきだ。ただし、相手を挑発するような言い方はすべきでない。必ずお互いが冷静になってやり取りできるようにすべきだ。


4、受け入れるもの・スルーするものをジャッジする

 疑問のフィードバックに対し、批判者から明確な答えがない場合は、必ずしもすべての批判を受け入れる必要はない。その場を収めるため、表面的には従うという“大人の対処法”を取りつつも、納得がいかないならスルーするのも一つの手だ。

はっきり言って小説は人の好みでもその面白いかどうかの判断が分かれる。だとするなら自分が書きたいものを優先するべきだと言うことだ。


この四つの分類を元に批判コメントに皆さん点数をつけてください。


0点から10点:無視、もしくはそんなコメントは最初からなかったと思ってください。

10点から20点:少しだけ気にしてもいいですが納得しなければスルーでいいです。

30点から40点:とにかくフィードバックをし批判を具体的かつ明確にしましょう。

50点以上:このあたりから改善できる部分もではじめると思うので改善できる範囲はしていけばいいと思います。



こんな感じで批判コメントにも対応していけば今ある作家さんはよりすばらしいものになっていくと思います。


ここで一つポイントがあるとすれば。あくまでオトナの対応としてスルーするといのもありますがあえて相手を挑発すると言うのも手だと思います。大して何も考えず批判している人は興奮してくると支離滅裂な内容を語ってきます。そうなったらすぐに0点と判断しなかったものとして扱ってください。


参照

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2017.05.08 変革のメソッド

出世できる人がやっている 批判を受けてもストレスにしない方法

URL https://www.nomura.co.jp/el_borde/method/0001/

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