第7話 伸び上がり 下

「あーーーーもう、学校明日行きたくなーーーい、あれもこれも、一夜のせいだーーー、もうどうでも良い妖怪を殺す」


光は学校を跳びだし、自宅に走って帰っていた


「ハァハァハァハァ・・・・・・まだ暗くならない、どうしていつもこうタイミングが悪い、あの妖怪は来てないな、急がないと」


光は自宅に息を切らせ走り、空を見ていた


「着いた、鍵、鍵会った」


光は自宅の鍵を開け急いで入った


「鏡々」


光は部屋の姿鏡を窓の近くに置き部屋の照明を消した


「早く暗くなってー」


光は手を合わせ祈っていた時は1時間ほど流れた

、光は鏡の上に手を置くと鏡が光始めた


「やっとかは~」


制服姿だった光の服が白い羽に変わり散っていき下着姿になり、上から黒い羽が落ちてきて光の服が死覇装に変わった、手に日本刀の用な青黒い色の刀身をした刀を手して、刀を鞘に納めて、光は赤い紐で髪を両サイド縛りツインテールにして居た、だが死覇装に変わるときに見えた下着を見て項垂れていた


「絶対体育の授業で着替えたときに見たからか、は~」


光は青いフリルの多く着いた飾りヒモの下着を思い出して居た


「この下着飾りにヒモが着いてるだけなのに、は~、行きますか妖怪退治に」


光は項垂れながらも、やる気を出し、窓を開けいつもの飛び降りをしていた


「よっと、さーてどこかな妖怪は」


光はキョロキョロ周りを見ていた


「取り合えず学校に行くか」


光は暗い道を走り出した


「学校来たけど、不法侵入しかないか」


光はフェンスを上り始めた


「よっと、やっぱり裏に有る階段使うのが無難かな、誰も人残ってないかな、残ってたら・・・意識を跳ばさないと」


光は学校の裏の階段を使いゆっくり上っていた


「さーて、妖怪要るかな、多分伸び上がりだよね、アレ、凶暴だよね伸び上がり」


光は周りを伺いながら伸び上がりの事を考えぶつぶつと悩んでいた


「いない」


光は周りを見ながら歩いていた


「いた・・・学校外に要る、襲われてる、いや違う、もう殺された」


学校周辺の住宅地で伸び上がりが喉元が食いちぎるられている人が既に二人倒れていた、三人目も首に噛み付かれていた


「遅かったか、でも今殺すしかない」


学校の窓を開けて、空に向かって刀を降り始めた光は空に氷の橋を作っていた、光は氷の橋に乗り、伸び上がりの所に滑りながら加速しスピードを出していた


「あ、しまった、またニュースに為る、あーもう、どーにでもなれー」


光は叫びながら、刀を構えて、伸び上がりの頭を跳ねようとした、光だったが頭に刀を降り下ろそうとした瞬間伸び上がりは頭をずらし回避したが刀は伸び上がりの上を少し擦った


「上氷刀ーーー」


光の持つ刀の先端から刀を振る度に刀の後に氷の跡が出来ている、まるで空に立体の絵を描いているかの用な光景がそこに有る


「鳥カゴ風アイアンメイデン」


氷で出来た鳥カゴの中に伸び上がりを閉じ込めた光は鳥カゴの中央上に立つと刀を中央に突き刺し

鳥カゴの中から全体に氷を発生させて槍のように鋭い氷が中の中央目掛けて鋭く尖った氷伸び上がりを串刺しにしていた


「ハァハァハァハァ・・・・死んだか」


光は鳥カゴに近好き中央で串刺しの伸び上がりの生死を確認していた


「死んだみたいだな・・・・・痛く無いのか伸び上がり無言だったけど」


伸び上がりの遺体を見ながら言葉を述べた


「あ、消えてる、良かった・・・・・・・・良かったじゃない、周り三人人間の遺体が転がって、伸び上がりの遺体は消え、私がここに要る」


光は地面に座りホッとして要るが周りを見て、顔が段々青ざめていた、冷や汗も流し始め起き上がると


「取り合えず・・・ここから逃げよう」


光は急いでその場から逃げ出した




そこに遅れて警官の制服を着ている若い男性二人が到着した


「な、何だこれ」


「おい、氷何て後だ、そこに人が倒れてるぞ」


「わかった今行く・・・おいあそこにも人間の遺体らしいのが有るぞ」


金髪の警官は、顔が青ざめ死体を眺めていたがすぐに気を取り戻し同僚に呼び掛けた


「そっちにも遺体が有るのか、応援を呼ぶぞ、・・・・・もしもし至急応援を頼む、場所は」




光は窓から家に帰り、死覇装を脱ぎ出した


「はぁ~、疲れた」


光は死覇装脱ぎ部屋のカゴに要れて、下着姿のまま、刀を手に取り鞘から刀を抜いた


「なんで・・・私の所に来たのかな、いや違う、鏡か」


光は刀を見た後鞘に収め、鏡の前に移動して、鏡を見ていた


「あ、しまった、鳥カゴの氷そのままに」


光は顔を青ざめ出した


「テ、テレビテレビ」


光はテレビのリモコンを取り、ニュースを着けた


「皆様観てください、この光景を空に氷の橋に氷の鳥カゴ、その周辺では人間の死体が発見去れた模様です、遺体は三人で・・・」


光はテレビの電源を切り横に向き刀を見て


「あ~~・・・・手入れ要るかな、あ、服着ないと」


光はニュースを観ないことにした


「あぁ、そう言えば、ツインテールにしたままだ」


光はツインテールをほどき、パジャマに着替えベッドに入った


「おやすみ~刀さん」


光は刀におやすみの挨拶をして、眠ることにした

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る