第2話 口裂け女 上
口裂け女それは口元を完全に隠すほどのマスクをした若い女性が学校帰りの子供に 「私、綺麗?」と訊ねてくると言われている、「きれい」と答えると、「……これでも……?」と言いながらマスクを外すとその口は耳元まで大きく裂けていたとも言われている、「きれいじゃない」と答えると包丁や斧で斬り殺されると昔は言われている、
身長に関しては諸説あるが、2メートルを超えて要るとも言われているその実態は不明、
血の目立たない真っ赤な服を着ている、または血の目立つ真っ白い服を着ているとも言われている、血液型がO型の者は襲われないと噂も有る何故かは不明、口裂け女はいろんな説が有り何が本当で何が嘘かは分からない、だが、本物を決めるのは、それは貴方次第
「今日は学校行きたくない、まさか同じクラスの一夜くんに見られるなんて、は~・・・よし、聞かれたら、「知らないよ」って応えよう、そうしよう」
光はベッドの上で起きて早々ぶつぶつ頭を抱え延べていた、すると清々し顔をしてベッドから起き出した、部屋の姿見鏡の前で髪型を悩みながら、制服と下着を出しにクローゼットを開け出した
「今日は青かな」
クローゼットの中の棚の引き出しから下着を青色の下着を取り出した、光は黒いパジャマを脱ぎ、下着姿になり先程出した青色の下着に着替え制服をハンガーから取り着替え鏡の前で髪の一部左を編み込みした
「よし」
光は部屋を出てリビングに朝ご飯を済ませ学校に向かった
「先生おはようございます」
「おはよう」
「はは、相変わらず今日も先生には女の子が群がってる」
光またかと思いながら校舎に入った、下駄箱で上履きに履き替えようとしたときに奴が来た
「げっ」
「光ちゃん、ちょと話が有るんだけど昨日の刀は何」
「知らないよ」
「いや、昨日光がも」
「知らないよ」
「いや、で」
「知らないよ」
光は笑顔で一夜に口羽やに応えた
「いや」
「知らないよ」
「あ~もう良いよ、ちょっとこい光」
一夜は光の腕を掴み空き部屋に連れていこうとしたが光手を払い笑顔で
「ごめんなさい、いろんな意味で貴方に興味無いのさようなら」
光口羽やに言葉を吐き教室に去っていった
「危なかった~、朝から疲れた、は~」
光に逃げられた後は周りに見られながら呆然としていた一夜であった
「一夜、今日は牛乳で愚痴聞くよ」
一夜の友達が肩を叩き慰めてきた
「ち、ちっがーーう」
一夜は下駄箱で叫んでいた
「光ちゃん一夜くんに告白されたの下駄箱で」
「そうなのー」
下駄箱での事が学校中に広まっていた、光にいろんな女の子が聞きに来た
「違うよ、告白も何もされてないから、いきなり昨日変なの見なかったかて聞いてきただけ」
「せうなんだ~」
「なんだ~」
「誰よデマまいたの」
「よかった」
「あ、デマと言えば聞いた」
「なになに」
「今の時代に口裂け女見たって噂」
「なにそれー」
「えー、今時」
「それがさ、多いみたいだよ、ここら辺の学校で見たって人」
「えーでも、口裂け女て何するの」
「えっ、なんだろ」
「口裂け女って確か私綺麗とか聞いてくるんじゃない」
「なにそれー、口裂けてるから」
「ん~、どうだろう」
「口裂けてなかったらナルシストだよね」
「あ~そうだよね誰彼構わず綺麗って聞いてくるし」
「だよね~」
「あはは、そうだね」
他の女の子は口裂け女の事を笑いながら話していただが光は顔を笑顔で引きっていた
「口裂け女・・・もしかして本物要るのか」
一夜は女子達の会話を聞き口裂け女の事をぶつぶつ言っていた
「一夜なにさっきからぶつぶつと」
「なあ、口裂け女要ると思う」
「口裂け女~いないだろ、いないだろ都市伝説だよ」
「そうそう」
一夜の友達二人は呆れた顔で言葉を述べた
「そうかなー」
「あんなのは大人が子供を怖がらすためだよ」
「あ~言えてる」
一夜不満そうな顔をしながら二人とサッカーをしに行った
「口裂け女・・・調べないと」
光はあの後トイレに行くと言い学校の屋上に来ていた
「襲われた人きっと死んでるよね」
悲しい顔をしながら街を見ていた
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