フランツについて(第40話まで読破推奨)
第十三位の団長であり、カイリの父カーティスの親友です。
登場時は、かなりお茶目な感じというか、価値観のズレっぷりを発揮したこの方。
何を書いても言っても許されそうなところが、書いていてとっても楽です(断言)。
作品中にも書かれていましたが、カーティスよりは五つ下と結構歳が離れた親友でした。カーティスが二十歳で第一位団長になった時、フランツはまだ十五歳だったという(当時は第一位の騎士でした)。
なので、貫禄や経験値などはまだまだカーティスに及ばないところがあるという裏設定があります。
そんな前置きを終えまして。
さて、何から話しましょうか。
まずは、名前からでしょうか。
彼の名前は、割とあっさり決まりました。
誰か一人、完全に外国の方のよく聞きそうな名前っぽい人が欲しいなー、という安直な理由から、彼は即座に「フランツ」になったのでした。
……いえ、カーティスもティアナも、物凄く外人っぽい名前ですけどね!(超適当)
ただ、メインの仲間に欲しいなと思って付けました。
……え? エディも外人っぽい? そんな馬鹿な。
まあ、そんなツッコミは置いておきまして。
フランツは、伯爵位を持った貴族です。屋敷は一応貴族街にあります。
ですが、領地は持っていません。フランツの代になった時に、
現在は一人身です。家族はいません。多分。恐らく。きっと。
そして、腕を見込まれ、最初から第一位へ入団。それを経て第十三位団長へ。
第十三位の団長になったのは、十三年前。二十四歳の時です(今年度、三十七歳ということですね)。
第一位の騎士だった彼が、団長に大抜擢されたのでした。カーティスと共に活躍していたというのも大きいでしょう。
武術の腕はカーティスには敵いませんでしたし、彼は聖歌騎士ではありませんでしたが、功績を第一位の中でも挙げ続けていたのが大きいです。カーティスがいなくても同じだったので、上は彼を、当時ちょうど空席になっていた第十三位の団長にしたのでした。
……ただし、第一位の団長への推薦でなかったのは、聖歌騎士ではないという意味合いも強かったのでした。教会は闇だよ、闇。
当時の第十三位は二百人くらいの規模の、立派な騎士団でした。
その頃は第十三位への信頼も厚く、様々な騎士団から要請を受け、飛び回っていました。大忙しです。
ただ、二百人もいたので、適材適所で振り分けることが可能でした。任務をいくつ受けても、回らない、ということは無かったのです。
ですが、十一年前より、第十三位はフランツ一人になってしまいました。
理由は、何と。
何と!
その内、出てきまっす! ( ぶ ん 投 げ た )
……え、えー。ごほん。
その辺りの話は、この後にきちんと明かされる予定ですので!
フランツの過去と共に、きっちり書かれることになると思います。表面上だけなら、もうすぐ出てくると思います。
多分、カイリが壮絶に巻き込まれる可能性があるので、見守って頂けると嬉しいです。
ちなみに、第十三位に入った加入順は以下の通りです。
( )内は、三月の時点での話です(この世界、四月が新年度です)。
■リオーネ(十年前)
↓
■シュリア(六年前)
↓
■エディ(四年前)
↓
■レイン(三年前)
↓
■カイリ(0年)
ちなみに、騎士暦は変わります。フランツは言わずもがななので割愛。
■リオーネ(十年)
↓
■レイン(九年)
↓
■シュリア(八年)
↓
■エディ(四年)
↓
■カイリ(0年)
突き合わせてみると……見えて来るものがあるかもしれません。無いかもしれません(適当)。
フランツは、第十三位の中では多分一番……臆病なんじゃないかと思っています(?)。
別に、命を失うのが恐いとかそういうわけではないとは思うんですが。
彼が、団長の顔を脱ぎ捨てた時を書くのが楽しみであり、恐くもあります。
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