第2話

 青城は先に見た地図を発見した。その地図のおかけで彼は入学処は早く見つけた。彼は入学処の入り口で何を職員さんへ言えばいいのかを考えた。

 「あの?ここが入学処ですか?」

 「はい、何の用で来ますか?」

 入学処の職員がすぐ返事した。

 「もしかして新入生です?そうしたら、あそこの行政室へ…」

 「いえ。僕は新入生じゃなく、僕が本当にここの新入生なのかが気になってここに来ました」

 「はい?」

 職員はこんな用で来た人は始めて見たかった。青城はあの問題の学生証を職員に出した。

 「あの、失礼ですが、今度の入試の結果がどうになっていますか?」

 「入学を不許されていました」

 「え?本当ですか?」

 「はい。それで僕はあの学生証について聞きたいことがあります」

 「何ですか?」

 「僕の結果をもう一度確認してください」

 「はい。待てください」

 職員は自分の席へ戻った。そしてあの学生証を持って悩んでそうな顔をした。青城はあの職員が自分の手前に来るまで入学処の中を巡った。職員の区役以外だけなら巡る時間は短った。

 「あの、終わりました」 

 その内で職員は入試の結果を持って青城を読んでいった。

 「はい。今行きます」

 青城は職員の手前へ行った。

 「結果が出ますか?」

 「はい」

 職員の顔には爽やかな気持ちが現れた。

 「おめでとうございます。あなたはこの大学の学生になりました」

 「えぇ?何の話ですか?僕はちゃんと自分の結果を確かめました。それなのに、いきなり合格するなんて、ありえません!」

 「でも、あなたは今日からここにちゃんと入学した学生です。もしかして、募集した人員の中で入学を諦めた人たちの代わりにあなたが新入生になったと電話を受けませんか?」

 青城はやっと自分がつい応対した一つの通話が思い出した。昼で寝る後、起きた時に取った電話ので通話の内容について彼の記憶が薄かった。

 「えっと、電話を受ける記憶はあります。しかし、その内容が思い出せません」

 「発信人が誰だと思いましたか?」

 「多分、ある大学の園田そのださんです」

 「その人が私です」

 「え?」

 青城は何も言わせなかった。

 結局、青城は自分が合格した事だけ明かした。誰が自分の身分を取って学生証を作ったかは分からなかった。青城は複雑な気持ちを感じた。

 「俺がこれから、大学生!でも、誰が俺の名前を使ってるのかな?」

 青城の独り言には合格する事実への嬉しさ、自分の名前を取った人は誰かを知ってない事実への恐怖、これまでの計画が全て壊れてしまった事実への儚さが全部混じっていった。


 これから青城は受験生としての自分を捨てて大学生としての自分を作らなければならなかった。なぜ受験者本人が自分の最後の結果を知らなくなってしまうのかを考えた青城は、その考えを辞めて目の前にある現実を見る道を選んで行った。

 まずはあの身分窃盗犯が自分の名前で何をするのかを分かる事が大事な事だった。青城はあの大学のホームページへ入って大学のイントラネットへのアクセスした。やっぱり青城のアカウントがもう作られていった。ホームページの機能を使ってあのアカウントをよく取る後、パスワードを変える事は幸福だった。

 次はイントラネットで自分が何の授業を選んでいるのかを確かめる事だった。それがあの時に計画を作る材料がなった。

 「何だ、これは?」

 家のノートパソコンで青城の名前の学生が選ぶ授業は教養必須科目を除いなら専攻には全然違う科目ばかりだった。まだ時間がある事で感謝した青城はイントラネットの情報を参考して間違っている科目たちを削除した。そしてその代わりに専攻必須科目たちを選択した。

 「よかった。あの身分窃盗犯、パスワードが変わったらもうこのアカウントを使えないはずだぞ!」

 

 四月六日、青城はベッドで横たわった。もう起きたが元気が無かった。一日から一週間の事で青城はすごく疲れていった。

 「あぁ、何だろう、あいつは」


 四月二日の授業、青城の初めての授業で自分と顔が似ってる人を見た。二人は授業が終わる後に講義室がある建物の廊下で出会った。青城はあのエルフの名字も青城という事を知った。彼の下の名前は和真かずまだった。

 「青城和真さん、よろしくお願いします」

 「ど、どうも」

 和真は自分が不合格したと思って満の名前を使ったと自分の罪を話した。その後で自分の合格を知って和真は二つの身分を持ってすごく悩んでいったと言った。満は和真の話を聞いた。そして満は和真のことを許してあげると決まった。満にとってあの事件がもらった被害が無かった事が決定的だった。

 「ほ、本当にすみません!是非、許してください!」

 和真は突然土下座をした。休み時間の廊下で歩く人たちの視線が二人へ集まった。

 「お願いします!」

 和真の声が大きくなった。

 「は、はい。僕はもうあなたを許してあげました。立ってください」

 周りの視線が重かった満は和真と一緒にあの場所から離れた。


 「和真、青城和真」

 満はずっとベッドであの人の名前を言った。自分の親戚だと思った満はあの思いを確かめて欲しかった。そして、満は自分のスマホを持って本家の母親へ電話をつけた。

 「もしもし?お母さん?あの、親戚の中で和真という人がいる?」

 「待て」

 

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