寒
怖い
と思うのは一体何故だろう
嫌だ
と思うのは如何してだろう
寒いんだ
身体が内臓からパリパリパリ
音がする
冷たさが全身を蝕むのだ
死体か
この身体はやっと
死んだのか
待ち望んだ筈の
極寒的孤独
酒は何処だ
酒は何処だ
飲まねばならぬ
飲まねばならぬ
灯火が
消えて仕舞う
外気から
冷やされて仕舞う
寒い
辛い
悲しい
怖い
負の感情と云うのは
死なない為に存在する
嫌だなぁ
もっと飲まねば
もっと
もっと
吐き疲れて眠る迄
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます