カクヨム生活三ヶ月からの
小万坂 前志
さあ何を書きましょうか
急にご飯をごちそうに
いきなり「晩ごはんどう?」と、職場の元上司に誘われました。その人は今は総務に居て、前に自分の部署にいました。
その場に、ゴルフの練習とか映画を見に行く先輩もいましたので、本当に急だったので「どうしますか?」とふって、考える時間を稼ぎました。
特に用もないので、別に問題もなかったのですが基本晩酌とかしないので、居酒屋で飲むのもしんどいなぁと思ったくらいで断る理由はありませんでした。
先輩も用事はないということで、自分も断る理由がなかったのでそのお誘いをうけることにしました。
ちょっとしたお手伝いをその日にしたので、お礼ということなのかとあまり深くは考えていませんでした。
そういえば、あまり飲みに行く機会なかったなぁと、飲みハラとかするような人でもないので、単純に好意を受けようかと思いました。
若い世代はあまり飲みに行かないのでしょうかね。
去年度のことですが、新社会人の大卒君がいたのですが、歓迎会のときも酒を飲まず、打ち上げしようかというときも、飲みませんでした。
仕事が合わなかったのか結局半年で辞めましたが、まさか飲みに誘ったのが嫌だったのだろうかと、思ったりもします。
正直なところ、飲みに行くのも面倒なとこはあります。でも軽くご飯を食べて飲んでとすることは、その人のことをよく分かる良い機会でもあると思います。
同級生も職場の飲み会は絶対に行かないと言っていましたが、そいつも職を転々としています。
三年間で二回くらいは職を変えたはずです。それまでも何度か変えていたと聞きました。
安い給料できつい仕事して、割に合わないと思えば、やめるという選択肢も当然有ると思います。
職場が仲良しこよしがいいとは言いませんけど、ある程度は人間関係は円滑にしたいものだと思います。
派閥だとか誰と誰が仲が良いとか悪いとか、そういう噂話は基本的に疎いので実際有るのかどうか知りませんけど、簡単なものでもないですね。
自分と違って先輩は耳が早いので、その上司の人の噂話を知っていたようです。
飲み会は終始仕事の話だとか、上司の子供が就職したとか、先輩の子供がどうだとか、そういう普通の会話でした。
後はその上司が最近、畑仕事をいろいろやっているという話もでました。
もう一杯どうだと言われて、ほろ酔いで本当にちょうど良かったので、もう大丈夫ですと、お開きになりなました。
そこで先輩がその上司の噂で、「辞めるんですか?」と聞きました。寝耳に水とはこのことですね。
事実だったようで、そのことも驚きましたが、最近本業顔負けの野菜を作って売上もかなり稼いでいるのはその準備だったのか? と納得したようなしないような感じでした。
農業をやるということなんでしょうけれど。もともと、本人か奥さんの実家は農家だったのだろうかなと思います。
まあ、それも選択ですね。いろいろ考えはあったのだろうと思いました。
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