最強の鑑定士って誰のこと?小ネタ置き場
港瀬つかさ
ハロウィン小ネタ詰め合わせ
悠利たちのハロウィン小咄書いてみたくなったので、書きました。
とりあえず、「何かハロウィンはあるらしい」という前提で。
細かいこたぁ良いんだよ。やりたかったんだから!←ヲイ
見習い組四人「「トリックオアトリート!」」
悠利「はい、お菓子」
ウルグス「絶対用意してると思った」
カミール「予想通り」
ヤック「しかも個別包装完璧」
マグ「……?」
悠利「あ、マグのは食べる煮干し。出汁っぽい味するよ」
マグ「感謝」
三人「「……それってお菓子だっけ?」」
クーレ&レレイ「「トリックオアトリート!」」
悠利「あ、ごめん。無くなっちゃった」
クーレ「よーし、それじゃ悪戯だー!うりゃうりゃ」
悠利「あははは!くすぐったいって」
レレイ「……お菓子」
悠利「え?何でそんなショック受けてるの?」
クーレ「俺ら一応大人枠だろ」
レレイ「……お菓子」
悠利「アリーさん、トリックオアトリートです!」
アリー「ほらよ」
悠利「アレ?お菓子持ってたんですね。こういうの参加しないと思ってました」
アリー「それはな」
レオーネ「はぁい!トリックオアトリートよ!」
アリー「さっさとこれ持って帰れ!」
悠利「あー……」
アリー「こういうことだ」
ヘルミーネ「トリックオアトリート!」
アロール「……とりっくおあとりーと」
悠利「はいどうぞ」
ヘルミーネ「ありがとう!じゃ!」
悠利「……」
アロール「……何か言いなよ」
悠利「いやうん、仮装して付き合ってあげるアロール優しいね」
アロール「女性陣の本気怖い……」
悠利「そっか……」
レオーネ「さぁ、ユーリちゃんも一緒に楽しみましょう?」
悠利「物凄く楽しんでますね」
レオーネ「普段と違う恰好をするのも楽しいでしょう?」
悠利「そうですね。僕、お化けで」
レオーネ「何で一番顔が見えない恰好選んじゃうの」
悠利「え?お化け可愛くありません?」
レオーネ「……そうね」
悠利「トリックオアトリート」
ブルック「どれが良い?」
悠利「……ブルックさん」
ブルック「何だ?」
悠利「悪戯されないためとかいう名目でお菓子買い込めるの、そんなに嬉しかったんですか……?」
ブルック「…………」(そっぽを向く)
※見せられた籠の中には大量のお菓子でした。
イレイシア「トリックオアトリート、ですわ」
悠利「はいどうぞ」
イレイシア「ありがとうございます」
悠利「イレイス、魔女の恰好似合ってるねー」
イレイシア「ヘルミーネさんとお揃いですのよ」
悠利「……アレ?そうだっけ?」
ヘルミーネ「お揃いよ!」
悠利「あ、ごめん、印象違い過ぎて……」
悠利「トリックオアトリート」
フラウ「すまない。生憎手持ちは食べ尽くされてしまった」
悠利「あ、そうなんですね」
フラウ「さて、どんな悪戯をしてくれるかな?」
悠利「……」
フラウ「……」
悠利「……てへ?」
フラウ「……考えてなかったんだな、ユーリ……」
悠利「……はい」
悠利「トリックオアトリート?」
ティファーナ「うふふ。大丈夫ですよ。ちゃんと用意してあります」
悠利「というか、ティファーナさんに悪戯するの無理じゃないかなって思いました」
ティファーナ「あら、どうして?」
悠利「何となく?」
ティファーナ「悪戯でも構いませんよ?」
悠利「お菓子で」
悠利「トリックオアトリート」
リヒト「これで良いか?」
悠利「ありがとうございますー」
リヒト「お化けの恰好か。可愛いな」
悠利「このお化け可愛いですよねー」
リヒト「そうだな」
悠利「このクッキーどうしたんですか?」
リヒト「あぁ、フラウ達に渡された。持っていろ、と」
悠利「……わぁ」
ブルック「お前毎年手の込んだ恰好をするな」
レオーネ「似合うでしょう?」
アリー「いい年して……」
レオーネ「お黙りなさい」
ブルック「まぁ、俺は手土産が美味いから気にしないが」
レオーネ「というか、一番ハロウィン楽しんでるの貴方でしょうが」
アリー「言えてる」
ブルック「……」
悠利「……えーっと、トリックオアトリート、なんですけど?」
ジェイク「……ポケットに飴が入ってます……」
悠利「何で玄関で倒れてるんですか?」
ジェイク「……うっかり外に出たら、子供達に捕まって……」
悠利「……あぁ、カモですもんね」
ジェイク「……君本当、ざくざく抉りますね……」
バルロイ「トリックオアトリートだ!」
アルシェット「ちゃうわ!逆や!」
悠利「あははははは!バルロイさん、お菓子どうぞ。アルシェットさん、トリックオアトリートです」
バルロイ「おぉ、美味そうだな!」
アルシェット「……すまん、ユーリ。はい、お菓子」
悠利「ありがとうございます」
ヘルミーネ「ルシアー!トリックオアトリートよ!」
ルシア「うふふ。来ると思ってたわ、ヘルミーネ。はいどうぞ」
ヘルミーネ「美味しそうなケーキ!」
ルシア「新作よ。……その魔女の恰好可愛いわね」
ヘルミーネ「でしょ!力作なの!」
ルシア「……裁縫できたのね?」
ヘルミーネ「出来るわよ!」
シーラ「ティファ姉!トリックオアトリート!」
ティファーナ「はいどうぞ」
シーラ「ありがと!」
ティファーナ「アルガ」
アルガ「ん?」
ティファーナ「トリックオアトリートです」
アルガ「は!?」
ティファーナ「あら、用意してないんですか?」
シーラ「これは悪戯ね」
アルガ「お前らなぁ!」
悠利「ハローズさーん」
ハローズ「おやユーリくん、可愛いお化けさんですね」
悠利「トリックオアトリートです」
ハローズ「待っていました」
悠利「へ?」
ハローズ「各地を巡って買ってきた地方のお菓子です。どれが気に入るか食べ比べてください」
悠利「……あ、だからここ、試食大会なんですね」
レレイ「悪戯出来るもんならやってみろー!」
悠利「……レレイ、近所の子達と何やってんの……?」
クーレ「いや、何か、悪戯させてくれる相手がいないって聞いて立候補したらしいんだが」
悠利「うん」
レレイ「追いついてみなさーい!」
クーレ「あいつの足の速さがな」
悠利「本当、何やってんの」
レオーネ「年に一度のハロウィン。仮装に妥協をするのは良くないわ」
悠利「えーっと」
レオーネ「そこの貴方、その恰好ならこのケープを足すと素敵よ。そちらの貴方は雰囲気を出すのに香水はいかが?」
悠利「……営業でやってるわけじゃないのが凄い」
アリー「あいつはイベント大好きだからな…」
レオーネ「アリー、貴方この仮装やりなさいよ」
アリー「何で俺がフランケンシュタインなんだよ」
レオーネ「似合うからに決まってるでしょ。体格が必要なのよ」
アリー「ならリヒトにでもさせとけ」
レオーネ「あんな見るからに善人な人にさせられるわけないでしょ!」
アリー「俺は良いのかよ!」
悠利「ブルックさんは仮装しないんですか?」
ブルック「……した方が良いか?」
悠利「いえ、ブルックさんなら何でも似合いそうだなって」
ブルック「一度、仮装するのが面倒になって適当に竜要素を出したんだが、二人に怒られてな。以後禁止されてる」
悠利「……(この人お菓子しか興味無いんだ)」
カミール「ユーリ、見てくれ。結構似合ってねぇ?」
悠利「うん、恰好良いよ。吸血鬼」
カミール「いやー、ヘルミーネさんの見立て凄いな」
悠利「あのね、カミール」
カミール「うん?」
悠利「真面目な顔して黙ってる方が吸血鬼っぽいよ」
カミール「ヲイ、ちょっと待って。どういう意味だよ」
ヤック「ユーリ、似合う?」
悠利「えーっと、カボチャってことはジャック・オー・ランタンかな?」
ヤック「そうそう!このカボチャ、オイラがくりぬいたんだ」
悠利「え?中身は?どこ?」
ヤック「……そういうと思ったから、ちゃんとボウルに入れて冷蔵庫だよ」
悠利「じゃ、後で何か作ろうね!」
ウルグス「なぁ、これせめて手は外しても良いと思わねぇか?」
悠利「狼男だから、手足もそれっぽくなんじゃない?」
ウルグス「でもこれ、手が使えなくて不便なんだよ」
悠利「それなら取れば良いけど」
ウルグス「けど?」
悠利「ヘルミーネにバレたら煩いと思うよ?」
ウルグス「……付けとくわ」
マグ「トリックオアトリート」
悠利「それが通じるのは一度だけです」
マグ「……」
悠利「いや、一人につき一度だよ。何回来られても困るからね?」
マグ「残念」
悠利「はいはい。マグは猫?」
マグ「使い魔」
悠利「なるほど。じゃあヘルミーネの使い魔?」
マグ「……否」
悠利「……嫌なんだね」
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