モナリザ・アライ
前社長
・外見
153cm 体重は秘密
黒い前髪と灰色の後ろ髪を持つ、アライグマの獣人の女性。
強気な眼差しにきっちりとしたスーツ姿からかなり年上に見えるが、実際はまだ成人前だったりする。
・経歴
元は異世界の一つのただの住人であり、フレンズたちと『パーク』と呼ばれる場所で楽しく暮らしていた。
しかし、その幸せをねたみ、あるいは利用しようとした『悪い大人たち』によりパークは破壊され、代表は消息不明、フレンズたちもばらばらとなった。
その中でカンパニーと接触した彼女は持ち前の器用さと環境適応力により馴染み、能力としては並み以下ながら部下から慕われる対人関係スキルを武器に出世していき、終に社長にまで上り詰めた。
しかし、元来の優しい性格からカンパニーの方針が合わず、結果辞任し、降格された。
それでも個人的な信用で繋がってきたスポンサーなどが数多くおり、彼らとのパイプ役として最も扱いにくい⑨のマスターとなった。
現在、バラバラになりそうなカンパニーにおいて、以外において、表立っての分離主義であり、スポンサーを説得して平和裏にカンパニーを解体しようと動いている。
・性格
普段は厳しいまなざしを向けるクールビューティーながら、内心は明るく軽い性格で、それを隠しているため、ストレスが凄まじい。
チャレンジ精神旺盛で、何事にも挑戦し、それなりの成長と結果を伴う、ある意味での天才。
一方で、ぬるま湯のようなパーク出身だったため、適応しながらも根本的なカンパニーの方針とはそりが合わず、特に内外に傷つけつような事柄を嫌う傾向になる。
・能力
適応能力や獣人としての能力があっても、所詮は凡人であり、特異と呼べる能力は有していない。
ただ、悪逆非道が常のカンパニーにおいて、唯一「話せばわかる」存在であり、彼女個人の信用で得た利益は膨大。
また短期とはいえ社長だったため、内情に精通しており、指摘した組織の問題点は正誤問わず信用度が高い。
いわゆるインフルエンサー。
・方針
分離主義
カンパニーは分離すべきと主張しており、いざこざの火種となっている。
その理由は、個人的な部分も含まれている。
具体的には、彼女自身が働くにあたって、カンパニーと契約した内容にバラバラになったフレンズがまた集まって暮らせる『パーク2』の設立があった。
紆余曲折あっていよいよ建設決定、というタイミングで、カンパニーおよびスポンサーの意向により、中心人物だった監督の突然の解任に利益重視のハイエナの介入、結果初期の計画は大きく変更されてかなり酷いものとなった。
不満が高まる中でのフレンズ虐待事件、通称『イエイヌ・ショック』と呼ばれる事件により完全に決別、分離主義となる。
テロや暴動を起こさないのは未だに優しさを捨てきれない弱さから。
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