アカシック
最小進化生物
・外見
身長17m体重2000kgただし周囲の環境により変動する。
灰色の外皮、ミジンコのような頭部、猫背で短足ながら人間に似たシルエットで、手足の指は親指が小指側にもついて六本になっている。
外骨格の中身は白色の軟体生物で満たされており、それが死亡したら硬質化して外骨格となる。
同一遺伝子の単細胞生物が群れを作り、一つの生物として活動している。それら全ては筋肉で、神経で、脳でもあり、死んだら結晶化して骨となる。
単純なパーツで高度なシステムを組む感じで、人間がメモ帳でのプログラムで作られてるなら、こちらは二進法でのプログラムで作られている。
・経歴
カンパニーが接触した中でもっとも古い種族、ただし出身地などの情報は抹消されている。
地球上に現れたとされる最初の生物がそのまま遺伝子的には進化せず、知性体として進化したもの。人間が人間のまま学習し強くなるのと同じ。
カンパニー内部では重要ながら微妙な存在で、というのも実しやかに『スポンサー』と戦えるかもしれない可能性を秘めている。
カンパニーがこうなった今、隠し通せるものではなくなり、かつスポンサーとの関係を考え、権力はあるが管理下にあるという意味で⑦のマスターとなる。
ただ具体的なにかするわけではなく、普段は海底に眠っている。
・性格
知能は高いが意思疎通が限定されており、あまり性格というものがわからない。
ただ、人に対して好奇心が強く、同時に自分が近寄ることで害となると自覚しており、結果距離を置いている。
ただ攻撃されたら普通に反撃する。
・能力
発話能力はなく、視力も持っていない。
代わりに全身が振動を感じるセンサーとなっており、聴力に優れている。
動きこそ遅いが巨体に似合ったパワーがある。
珊瑚、水分と太陽光があれば光合成で活動できる。一応酸素も作れるため、コロニー外での活動も可能。また再生能力も高い。
クラシックプログラム、生物が持つ最も古い遺伝子情報のみで構成されている。なので神経毒や催眠術、テレパシー、ウイルスなど生物の機能にそった攻撃に対して無敵に近い耐性を持つ。また化学薬品や電撃なども特に弱点というわけではなく、再生力もあってこの上なくタフ。
結晶武器、体の細胞を殺して好きな形固めて武器とする。圧力をかけて吹き矢のように飛ばせる。水さえあれば無尽蔵に再生できるが、細胞を殺しているため、それ相応の痛みがある。
・方針
自由放任主義、良い意味で人を信じており、その結果失敗したり滅びたりするのも致し方ないと考えている、らしい。
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