音
君は君の音を鳴らすと
僕の家から出ていった
僕は残されたギターを抱きしめ
君の音を探しながら眠りについた
幾日かの朝が来て
幾日かの夜が来た
僕の所へ戻った君は
僕と新しい音楽を始めた
君は伴奏者 僕はボーカル
君は僕の声に満足げ
だけど僕は出ていくよ
僕には君の音はもう
不協和音にしか聞こえない
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