無色の書(旧題.: 襲(仮))
木島 亮
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どこにでもありそうなショッピングモールは静まりかえっていた。ただそれだけなら閉店後やオープン前だと思うだろう。しかし、そこは先ほどまで人がいたように生活感があった。いや、実際に人はいたのだ。つい先ほどまで。今やショッピングモールにいるのは二人、それも片方は血を流して倒れていた。
「任務完了~っと♪」
そう話したのは華やかな服をきた少女だった。その服には男の返り血であろう赤黒い液体がまだらについていた。
「あなたも災難だよね~、こんなことに巻き込まれちゃって。でも、上からの命令だし仕方ないよね~。」
そういうとそのまま歩いてその場から立ち去った。
男の方は、あぁ、このまま死ぬのかと憤怒するがもうそれを言葉に出すこともできそうにない男が意識を手放そうとした時に何か黒い影が近づいて来るのが見えたがそれが幻かはたまた処理に来た人なのかわからなかった━━━━━
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