遠い星々でも人類は……

【アルタイル戦記】レビュー

-数多の意志ある者達と、
策謀の糸が張り巡らされた星々-


章ごとに別の視点で進んでいく、
ツワモノたちによる水面下……
……いや、大気圏外の知による戦いを描く物語。

冷戦期のような仄暗い陰が刺す宇宙国家間にて、
ある戦いで大敗した帝国と、
その帝国様を完膚なきまでに叩きのめした
「ある星系」の国家。

交錯する彼らのストーリーの行き着く先とは?


また、文も一話が短く纏まっていて読みやすい。
やや気になる書き方のところはあるが、
洒落た言い回しが多く読む行為自体に面白さがある。

では更新を楽しみに待つとしよう。

将来への期待も込め、
評価のところに夏の大三角から星を全部持ってきた。星3。