第527話

私は死人でギャルです

デザインを採用された私は

今日私のデザインした服を着てくれるモデルを

会社の会議室で待っていると

コンコンとノックが聞こえたので

「どうぞ、入って下さい」

「失礼します」との声と共に

眼鏡の男性が入ってきて

あとから入ってきたのは

「秀也?なんで?」

「秀也とは知り合いですか?」

「はい、同じ高校の同級生です」

「そうでしたか」

眼鏡の男性のスマホが鳴り

「すみません、ちょっと失礼します」

男性は会議室から出ていった

「秀也、久しぶりだね」

「そうだな」

二人の間に気まずい空気が流れ始めた

私は読みながら

この二人は幸せになってほしいなと思いながら

最後の巻に手を伸ばします

私は漫画を読む

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