第526話

私は死人です

「杏、大事な話ってなんだ?」

私は入ってきた充の背後から近づき

スタンガンで気絶させた

私は杏と同じように充を椅子に縛り

口をガムテープで塞ぎ

目を覚ますのを待っていると

充は目を覚まし

驚いた目で私を見ていました

「充、おはよう♪会いたかったよ」

充は椅子をガタガタさせて

何かを言っているようですが

口を塞いでいるので

わかりません

「充、あまり騒ぐと」

私はナイフを取り出し

後ろに振り向き

杏の横に立ち

「この子どうなっても知らないよ?」

私はナイフを杏の首筋に押さえつけると

充は慌てて頷きました

「そんなにこの子の事が大事なんだ?でも、これからは私がいるからね」

私は杏から離れて

充の前に立ち

首筋にスタンガンを当てると

怯えた目で私の事を見ていたので

私は微笑みながら

「大丈夫だよ」

スタンガンのスイッチを入れ

充を気絶させ

「ずっと一緒にいれるね」

読み終えた私は

感じる筈のない

訳のわからない恐さを感じてしまいました

私は感じる

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